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原油20年まで40━60ドル、回復は来年以降=OPECクウェート代表
2016年1月26日 / 21:58 / 2年前

原油20年まで40━60ドル、回復は来年以降=OPECクウェート代表

[ 26日 ロイター] - クウェートの石油輸出国機構(OPEC)理事、ナワル・アルフザイア氏は26日、原油価格は2020年まで1バレル=40━60ドル内にとどまるとの見通しを示した。価格の持ち直しは来年以降になると指摘した。クウェートで開かれているエネルギーフォーラムで述べた。

アルフザイア氏は「原油価格という意味では、16年は楽な1年ではないだろう。現在の水準で不安定な相場展開が続く可能性があり、価格は安値にとどまることが見込まれる」と説明した。

米欧の対イラン経済制裁解除でイラン産原油が市場に出回ることについては、供給増は価格の一段安を引き起こす可能性があると強調。ただ「(市場への)影響は、いつ出回るのか、量やグレード、そして輸出先次第だ」とした。

アルフザイア氏はフォーラム会場で記者団に対し、原油安の対応を協議するためにOPECの緊急総会開催を求める要請がここ半年で複数回あったと述べた。

ただ「OPEC非加盟国や主要生産国を含め、供給を減らすための実質的で明確な協力が全員から得られないのであれば、会合を開く必要はない」とし「逆に会合を開いたのに協調に向けた具体的な成果が挙げられなければ、原油市場に非常に悪い影響を及ぼすだろう」と警告した。

ロシアの石油大手ルクオイル(LKOH.MM)幹部が、ロシア政府は原油価格を押し上げるためにOPECと協力すべきだと述べたことについては「全ての生産者のために市場を安定させ適切な価格に持っていく必要がある。OPEC以外の国のいかなる協力も歓迎する」とコメントした。

アルフザイア氏はこれらの発言に先立って、OPEC非加盟国が供給を増やす中、OPEC加盟国だけが減産することはできないとも指摘。両者は原油市場の安定に向けて協力するべきだとの見方を示していた。

アルフザイア氏はOPECのクウェート代表として筆頭の石油相に次ぐ立場。

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