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実体経済の指標好転、バランスとれた経済を実現させていく=甘利氏
2013年6月14日 / 02:52 / 4年前

実体経済の指標好転、バランスとれた経済を実現させていく=甘利氏

6月14日、甘利経済再生相は、閣議後の会見で、乱高下が続く市場動向に関連し、実体経済の指標はほぼすべて好転しているとし、唯一懸念だった設備投資にも底打ち感が出ているとの認識を示した。都内で昨年12月撮影(2013年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 14日 ロイター] - 甘利明経済再生相は14日、閣議後の会見で、乱高下が続く市場動向に関連し、実体経済の指標はほぼすべて好転しているとし、唯一懸念だった設備投資にも底打ち感が出ているとの認識を示した。

成長戦略に盛り込まれた設備投資テコ入れ策を臨時国会で具体化させ、内外需のバランスのとれた経済を実現していきたいと語った。

<成長戦略の実現には関連法案の成立不可欠、衆参での安定基盤確保に意欲>

政府は今朝の閣議で「日本再興戦略」と経済財政運営の指針である「骨太の方針」を決定した。成長戦略は「これからが本当のスタート。異次元のスピードで実行していく」と指摘。成長戦略を実行していくうえで大事なことは「実施に移す法律案や税制改正案が遅滞なく成立することだ。そのためには、政権が安定した基盤を衆参にわたってもつことが必須課題だ」と述べ、政策実現を図るためにも7月の参院選での勝利が不可欠との認識を示した。

混乱が続く市場の安定策になるかとの質問には「市場は、いろいろな思惑が交錯するところ。短期資金の思いと中長期資金の思いは全く別のことがある」とし、重要なことは、中長期の資金を引き付け、付加価値を創造するイノベーションを引き起こすことができるかだと強調した。そのうえで「成長戦略は付加価値を創造することを第一の主眼に置くプランだ」とし「成長戦略をしっかり実施し、成果をあげていけば、市場はおのずとついてくる」と述べた。

<都議選、半年間の実績を数字で訴えへ>

参院選の前哨戦とみられる東京都議選(23日投開票)がきょう告示された。円高・株安が進行するなかで経済政策について「実体経済の指標は、ほぼすべて好転している。唯一心配されていた設備投資も下げ幅が極端に小さくなり、底打ち感が出てきている」とし、「最後のテコ入れ策ともいえる設備投資を喚起する政策を次の国会に(提出し)遅滞なく成立させ、実行していく。消費がけん引し、設備投資がけん引し、内需を喚起し、輸出も先導していく。バランスのとれた経済を実現していきたい」と語った。

そのうえで「わずか半年で経済が急激な転換をしてきていることを、こうした数字でしっかり届けたい」と意気込みを語った。

<川重と三井造船統合交渉白紙、両社の統合に対する評価が分かれた結果>

川崎重工業(7012.T)と三井造船(7003.T)の統合交渉が白紙になったことに関しては「両社で、再編の結果に対する評価に違いがあるのだろう。競争に資するという思いをもっているところと、救済になってしまうと思っていくところ。社内的評価が分かれたのではないか」と述べるにとどめた。

(吉川裕子)

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