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サミットでアベノミクスに高い評価=甘利再生相
2013年6月18日 / 01:22 / 4年前

サミットでアベノミクスに高い評価=甘利再生相

[東京 18日 ロイター] - 甘利明経済再生担当相は18日朝の閣議後会見で、英ロックアーンで開かれた8カ国(G8)首脳会議(サミット)では、安倍晋三首相は内需振興を中心に経済政策の説明を行い、各国首脳から高い評価を得たとの考えを示した。

6月18日、甘利再生相(写真)は朝の閣議後会見で、英ロックアーンで開かれたG8サミットでは、安倍首相は内需振興を中心に経済政策の説明を行い、各国首脳から高い評価を得たとの考えを示した。都内で2月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

G8首脳は現地時間の17日、日本に対して「成長は短期的な財政刺激策や大胆な金融政策、最近発表された民間投資促進に向けた戦略に支援される」とし、「信頼ある中期財政計画の策定という課題に取り組む必要がある」などと指摘する声明をまとめた。

再生相は、各国から関心が集まったアベノミクスについて、首相は「輸出をしやすくする環境を整えるためにやっているのではない。内需を振興して産業の競争力をつけ、世界経済をけん引する強力な柱として復帰をする」ことが狙いだと説明したとして「好感を持って受け止めてもらった。アベノミクスはかなり高い評価を得た」と述べた。

大規模な金融緩和策による通貨下落に否定的な見解が海外で根強くあることには「(世界の中の)2─3カ国がアベノミクスに対し、通貨安・輸出ドライブだと懸念を言っている。言っている国は、通貨安・輸出ドライブで(自らも)伸びてきた国が多いのではないか」と反論。「今回の景気回復は従来型と違う。従来型は輸出ドライブをかけて経済をけん引するが、今回は消費が拡大して経済が拡大している」として、秋に策定する追加の成長戦略で設備投資を加速させて「内需から経済を回復して世界経済をけん引する。そういうステップを踏んでいくことを理解してもらう努力を続けたい」と話した。

金融政策の出口戦略に関しては「入口を広げているところ。出口の話は時期尚早だ」と述べるにとどめた。

<財政再建、2015年が最初のハードル>

再生相は同時に、サミットで日本に「ひとつ注文がついた」こととして、財政再建に言及。基礎的財政収支の対GDP(国内総生産)の赤字幅を半減する2015年が「当面のハードル。そこに向けてのプランニングが必要だ」と述べ、今後策定する中期財政計画は向こう3年程度の期間を念頭に置く方針を示した。

(ロイターニュース 基太村真司;編集 田中志保)

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