Reuters logo
銀行破たん処理、欧州委が最終判断すべきでない=独・フィンランド
2013年9月13日 / 23:46 / 4年前

銀行破たん処理、欧州委が最終判断すべきでない=独・フィンランド

[ビリニュス 13日 ロイター] - ドイツとフィンランドの財務相は13日、欧州の銀行破たん処理をめぐり、最終判断をする権限を欧州委員会が持つべきではないとの立場を示した。

単一の銀行破たん処理機関は、同日から14日まで開かれるユーロ圏・欧州連合(EU)財務相非公式会合の主要議題になるとみられている。

欧州委は7月、欧州銀行同盟の第2の柱となる単一銀行破たん処理機関の設置を提案。銀行負担による統一基金も併せて設立し、新たに銀行監督機能を担う欧州中央銀行(ECB)と連携して、経営が悪化した銀行の閉鎖または再編にあたるとしている。

欧州委は、各国当局とECBの代表で構成する委員会による提言に沿って行動するとしているが、最終的に判断する権限を持つ。

また欧州委は、破たん処理機関の決定がEU単一市場や政府支援に関する規定に沿ったものであることを保証するとともに、同機関の独立性と説明責任を保護するとしている。

ただ、破たん処理制度における欧州委の役割をめぐって加盟国の間で意見の相違がある。

フィンランドのウルピライネン財務相は会合に先立ち「われわれは、将来の破たん処理機関が経営難に陥った銀行への対応をできる限り独立して行うことが重要だと考えている。また機関の責務は限定されるべきと認識している」と発言。「欧州委が破たん処理機関そのもののように行動することには感心しない」と述べた。

ドイツも常々、破たん処理に関する権限は各国が有するべきと主張している。ショイブレ財務相は国内紙ベルゼン・ツァイトゥングに対し「破たん処理については基本的に欧州委ではなく各国当局が担うべきだ。各国当局の間で見解が分かれた場合に必要に応じて破たん処理委員会が拘束力のある決定を下す仕組みにするべきだ」と指摘した。

加盟国は破たん処理機関に関して今年12月までに合意し、2015年1月に創設することを目指している。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は記者団に対し、計画に沿ってまとめ上げる決意をあらためて表明。「法的根拠、破たん処理機関や基金のガバナンスに焦点を当てて取り組む必要がある。何らかの進展があると期待している」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below