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9月の欧州新車登録台数は5.5%増、需要底打ちの兆候示す
2013年10月16日 / 13:15 / 4年前

9月の欧州新車登録台数は5.5%増、需要底打ちの兆候示す

[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州自動車工業会(ACEA)は16日、9月の欧州新車登録台数が前年比5.5%増の119万台になったと発表した。

英国での好調な販売や、9月の営業日が1日多かったことが寄与した。このところ約20年ぶりの低水準に落ち込んでいた需要が、緩慢なペースではあるものの、底を打ちつつある兆候が示された。単月での増加は過去2年でわずか3回目となる。

ただ、欧州連合(EU)域内の需要は、9月としては、加盟27カ国の調査が始まった2003年以降で2番目に低い水準にとどまった。

アーンスト&ヤングのグローバル・オートモーティブ・センターのシニア・アドバイザー・パートナー、ピーター・ファス氏は「最悪期を脱し、自動車販売の減少ペースは大幅に減速した。需要が回復しつつある兆候も確認されている」と語った。同時に「大幅な値引きやディーラーによる登録などが引き続き、販売台数を人為的に押し上げている」と指摘。インセンティブ(販売奨励策)なしに自動車市場が堅調に推移する状況に至るまでに少なくとも2年はかかるとし、慎重な見通しを示した。

ユーロ圏周辺国の回復の兆しを反映し、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルでの自動車需要は2けた台の伸び率を記録した。

一方、英国では12%増加し、40万台を超えた。6カ月連続で2ケタ台の伸び率を記録した。

自動車メーカー別では、仏ルノー(RENA.PA)が好調で、同ブランドの販売台数は17%増加した。ルーマニアの「ダチア」ブランドの販売台数も40%の大幅増となった。

独ダイムラー(DAIGn.DE)は、傘下メルセデスベンツの販売が約14%増となった。

ボルボGEELY.ULも13%増。

一方、イタリア市場へのエクスポージャーが大きい伊フィアットFIA.MIの「ランチア」や「アルファ・ロメオ」などは2ケタ台の落ち込みとなった。

日本勢は円安や欧州をターゲットとした新型モデルの投入が奏功し、トヨタ自動車(7203.T)やマツダ(7261.T)、スズキ(7269.T)、三菱自動車(7211.T)が軒並み、販売台数を伸ばした。

1─9月の新車登録台数は4%減の933万台。ドイツ、イタリア、フランスでの需要減退が響いた。オランダでは29%急減した。

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