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ドル98円半ば、豪中銀の通貨高けん制で豪ドルが軟調
2013年11月5日 / 06:57 / 4年前

ドル98円半ば、豪中銀の通貨高けん制で豪ドルが軟調

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてわずかにドル安/円高の98円半ば。前週末から2度にわたって99円トライに失敗しドルの上値の重さが意識される中、仲値公示前から輸出企業のドル売りが出た。午後には日経平均株価.N225のプラス圏浮上で持ち直したが戻りは限られた。豪ドルは、豪中銀の通貨高けん制で軟調に推移した。

<豪中銀、再び通貨高けん制>

午後、豪ドルは軟調に推移した。対円では93円前半で上値が重かった。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は市場予想通り政策金利の据え置きを決定したが、声明で「豪ドルは、今年前半の水準を下回っているものの、依然不快なほど高水準だ。経済においてバランスのとれた成長を達成するため、豪ドル相場の下落が必要となる可能性が高い」と指摘。豪ドルに売り圧力がかかった。

もっとも、豪ドルの下げ幅は小さかった。「RBAが豪ドル高を懸念するのはいつものこと」(大手信託銀行)との声が出ていた。

<イエレン次期FRB議長はバーナンキ路線を踏襲か>

ドル/円は午前に98.24円まで下落した。「週末に98.86円、きのうは98.84円と2度上値をトライしたが、99円台には届かなかった。きょうは朝から雰囲気が良くなかったところへ、仲値前から輸出の売りがパラパラと持ち込まれ、(ドルの)上値が一段と重くなった」(外銀)という。

午後、日経平均株価のプラス転換でドル/円は持ち直したが、商いは膨らまず、戻りは限られた。

ドル/円はこのところ97―99円のレンジ内での推移が継続しているが、年内の米緩和縮小は困難との見方から、明確な方向感が出にくいとの予想が目立つ。

こうした中、イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長下での金融政策をめぐり、バーナンキ現FRB議長下での政策スキームをいったん見直すなどして「イエレン色」を打ち出す可能性が考えられ、来年すんなりとテーパリング(緩和縮小)が開始されるかは不透明との見方が浮上している。

ただ、シティバンク銀行・個人金融部門の尾河真樹シニアFXマーケットアナリストはこうした見方には懐疑的だ。イエレン氏は「超ハト派」と目されているが、バーナンキFRB議長の路線を踏襲し、「米経済指標が改善してくれば、テーパリングという話になるだろう」と指摘する。シティバンクでは、現時点で来年3月のテーパリング開始を予想している。

イエレン氏の承認に関して、米上院銀行委員会の公聴会が来週14日に開催されることが検討されている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 98.51/53  1.3498/02  132.98/02

正午現在   98.28/30  1.3506/10  132.75/79

午前9時現在 98.63/65  1.3513/17  133.29/33

NY午後5時 98.60/63  1.3514/16  133.24/28

和田崇彦

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