Reuters logo
中国貿易統計、輸出入とも予想上回る伸び:識者はこうみる
2014年2月12日 / 03:37 / 4年前

中国貿易統計、輸出入とも予想上回る伸び:識者はこうみる

2月12日、中国税関当局が発表した1月の貿易統計では、輸出が前年同月比10.6%増、輸入は同10.0%増となり、市場予想を大きく上回る伸びを示した。写真は11日、上海で撮影(2014年 ロイター/Aly Song)

[北京 12日 ロイター] -中国税関当局が12日発表した1月の貿易統計では、輸出が前年同月比10.6%増、輸入は同10.0%増となり、市場予想を大きく上回る伸びを示した。予想は輸出が2.0%増、輸入は3.0%増だった。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●見せかけの輸出残る、経済は失速中

<ANZ(上海)のエコノミスト、ZHOU HAO氏>

貿易統計は市場にとってやや予想外の数字だった。中国政府は輸出に見せかけた取引を取り締まる措置を講じているが、そのような取引はまだ続いていたとわれわれは考える。

輸出の伸びが予想を上回ったことは、世界の需要の勢いが増したことも示している。ただ、われわれは中国経済が2014年初めに一段と失速していると考える。

●継続性に疑問、1月のPMIとも矛盾

<SHENYIN & WANGUO SECURITIES(上海)のエコノミスト、LI HUIYONG氏>

非常に驚いた。このような内容となった理由を説明するのは難しい。ただ、この強い数字が今後年内いっぱい継続するかどうかは疑問だ。輸出の大幅な伸びは、1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の新規受注が低水準だったこととも矛盾している。

それでも、世界経済の回復を受けて今年の貿易環境は昨年より改善するとは考えている。

●強い輸出の伸び、景気先行き懸念がある程度後退

<RBS(香港)のエコノミスト、LOUIS KUIJS氏>

韓国と台湾では旧正月という季節要因があった。韓国と台湾の1月の数字は12月よりもかなり弱くこれは理解できる。中国でも旧正月の連休による影響があったと思うが、実際は1月の輸出の伸びは12月の水準を上回っている。

前年1月の輸出は例外的にかなり強い数字だったが、その水準から約10%の伸びを記録した。中国の景気減速懸念をある程度和らげることになるが、この数字でどの程度安心できるかは分からない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below