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ドル102円半ば、株価にらんで小動き
2014年2月12日 / 04:57 / 4年前

ドル102円半ば、株価にらんで小動き

[東京 12日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてわずかにドル安/円高の102円半ば。日経平均株価.N225の推移をにらんで一進一退となった。実需のドル買いフローも目立たず、ドル/円の上値は重かった。

祝日明けとなるこの日は、ドル/円が早朝に102.69円まで上昇したが、日経平均が上げ幅を縮小させるとじり安になった。しかし、午前11時に発表された1月の中国貿易収支で輸出入が予想を大幅に上回ると、株価が上昇。ドル/円も強含んだ。

<中国の貿易収支>

中国税関当局が発表した1月の貿易統計では、輸出が前年同月比10.6%増、輸入は同10.0%増となり、事前予想を大きく上回る伸びを示した。予想は輸出が2.0%増、輸入は3.0%増だった。

予想より強かった中国の貿易収支を受け、豪ドル/円は急伸。92円半ばから一時92.95円まで上昇した。日経平均株価の上昇にともない、ドル/円は102円半ばから102.65円まで上昇した。

邦銀関係者は、今回の強い中国の貿易統計のようにリスク許容度を改善させる経済指標は日経平均が上昇する材料になると指摘。海外の短期筋は基本的に日本株買い/円売りの投資戦略を続行するとみている。

<米イベント通過で円安回帰との声も>

前日の海外市場では、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が下院銀行委員会で行う議会証言の原稿が発表されると、ドル/円は一時乱高下した。ただ、その後の質疑応答の内容は市場参加者がほぼ想定していた内容との見方が広がっている。

あおぞら銀行・市場商品部の諸我晃為替マーケットメイク課長は「米雇用統計とイエレンFRB議長の議会証言が終わり、不透明要因が少しなくなったので、もともとの円安トレンドに戻りやすい状況だ。ドル/円の下値は堅くなってくる」との見方を示す。

その上で、同氏は「今後は米国の経済指標をもう一度、1つ1つ見ていくことになるだろう。景気が良い状況になってくると、金利上昇と株高が同時に起こる可能性が高まる。そうするとドル/円は上昇しやすいだろう」と述べた。

杉山健太郎

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