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ポンド/ドルが2週間ぶり高値、英利上げ観測で=NY市場
2014年2月12日 / 22:03 / 4年前

ポンド/ドルが2週間ぶり高値、英利上げ観測で=NY市場

[ニューヨーク 12日 ロイター] -12日終盤のニューヨーク外為市場では、英ポンドが対ドルで2週間ぶりの高値をつけた。イングランド銀行(英中央銀行)が同日公表したインフレ報告で経済成長見通しを引き上げたうえ、来年に利上げする可能性を示唆したことがポンドを支援した。

市場では英国での2015年下期の利上げ観測が広がり、ポンドはユーロ、円、スイスフランの各通貨に対しても買われた。ポンドは対ドルでは0.8%高の1.6587ドルと2週間ぶりの高値に上昇。インフレ報告公表前は1.6480ドルだった。

FXアナリティクスのパートナー、デービッド・ギルモア氏は「この日の主役はポンドだった」と話した。

ただ米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が前日の議会証言で量的金融緩和の縮小ペースを減速させる意向を示さなかったこともあり、ドルも全般的に堅調だった。

チャプデレーン・フォーリン・エクスチェンジのマネジングディレクター、ダグラス・ボースウィック氏はイエレン議長の議会証言について「FRBは量的金融緩和の縮小に際し、もはやデータに依存する状況ではなくなったようだ」と指摘。「市場は議長がよりハト派的であることを期待していた」と述べた。

ユーロは対ドルでは0.33%安の1.3592ドル、対円では0.50%安の139.245円となっている。主要通貨に対するドル指数.DXYは0.06%高の80.699。

INGのチーフ通貨ストラテジスト、クリス・ターナー氏は「イングランド銀行はニュージーランド準備銀行を除けば、政策金利を引き上げる最初の主要中央銀行になりそうだ。われわれは2015年2月の利上げを予想している。このためポンドの短期見通しは良好であり、特にユーロに対しては有望だ」と語った。

12月のユーロ圏鉱工業生産が弱い内容になったことに加え、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事がマイナスの中銀預金金利について「非常に真剣に検討している」と述べたことも、ユーロを圧迫した。

12月のユーロ圏鉱工業生産は前月比0.7%減少し、市場予想の0.3%減よりも大幅な落ち込みとなった。11月分は1.6%増に下方修正された。

この日は豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルの対米ドル相場がいずれも1カ月ぶりの高値に上昇した。中国の貿易統計の改善を受けて同国の経済成長をめぐる懸念が和らぎ、リスク資産への投資意欲が高まった。

豪ドルは一時、1豪ドル=0.9068米ドルと1月13日以来の高値に上昇したが、直近は横ばいの0.9039米ドルに戻した。NZドルも一時、1カ月ぶりの高値となる1NZドル=0.8370米ドルまで上がったが、ニューヨーク市場の終盤は前日とほぼ同水準の0.8320米ドルとなった。

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