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欧米で7月のサービス部門経済指標が軒並み改善、アジアはまちまち
2013年8月5日 / 23:19 / 4年前

欧米で7月のサービス部門経済指標が軒並み改善、アジアはまちまち

8月5日、サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は英国とユーロ圏が好調となり、ユーロ圏7月総合PMI改定値は景気の拡大・縮小の節目となる50を18カ月ぶりに上回った。写真は2011年、ローマで撮影(2013年 ロイター/Tony Gentile)

[ニューヨーク/ロンドン 5日 ロイター] - 5日発表されたサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は英国とユーロ圏が好調となり、ユーロ圏7月総合PMI改定値は景気の拡大・縮小の節目となる50を18カ月ぶりに上回った。米国でもサービス部門が3年ぶり低水準から反発した。

英米経済の回復基調が明確になり、両国における適正な金融刺激策の規模があらためて注目される格好となった。

米供給管理協会(ISM)が5日発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)は56.0で、3年ぶり低水準だった前月の52.2から上昇した。新規受注の伸びが寄与した。

RBCキャピタル・マーケッツの米国担当チーフエコノミスト、トム・ポーセリ氏は「ISMの指標だけで米連邦準備理事会(FRB)の動きが注目されるということはないが、総体的にみれば、先月の経済指標のほとんどは予想を上回っている。10月の債券買い入れ縮小開始を考えても矛盾はない」と述べた。

一方雇用指数は前月の54.7から53.2に低下し、採用ペースの減速を示したものの、先日発表された7月雇用統計では失業率は低下している。

英国では、7月サービス部門PMIが6月の56.9から2006年12月以来の高水準となる60.2に改善し、エコノミスト予想を上回った。

カーニー英中銀総裁は7日に「フォワードガイダンス」をめぐる方針を明らかにすることになっており、経済指標の改善が影響する可能性がある。

ユーロ圏が最終的に危機を脱したかどうかを判断するには数カ月かかるとしながら、マークイットは希望が持てる理由があると指摘。7月のユーロ圏総合PMI改定値は50.5と前月の48.7から上昇し、景気の拡大・縮小の節目となる50を2012年1月以来初めて上回った。

一方アジアはまちまち、中国の7月サービス部門PMIは51.3で6月と変わらずだった。一方、インドのサービス部門PMIは約2年ぶりに50を下回った。

HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌(ホンビン・ク)氏は「中国のサービス部門は比較的低い成長で安定している。ただ、利益率は依然圧迫されており、需要が持続的に改善しなければサービス部門の伸びはさえない状態が続き、雇用の伸びを圧迫する」と指摘した。

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