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中国で高学歴女性が「売れ残り」、伝統的な結婚観が障壁に
2013年8月13日 / 09:29 / 4年前

中国で高学歴女性が「売れ残り」、伝統的な結婚観が障壁に

[上海 13日 ロイター] - 上海で働く独身女性のXu Jiajieさんはこの5年間、生涯の伴侶を探し求めて数えきれないほどのお見合いをしてきた。

8月13日、中国では、高学歴で高収入を得て都会で働く女性にとって、ふさわしい夫を見つけることは至難の業だという。写真は5月、上海で開催されたお見合いイベントで撮影(2013年 ロイター/Carlos Barria)

童顔なXuさんだが、現在31歳。家族や友人から結婚をせかされ、大きなプレッシャーにさらされているが、高学歴で高収入を得て都会で働く女性にとって、ふさわしい夫を見つけることは至難の業だという。

「両親は独身男性がいたら、1人残らず私に紹介してきた。その半分は物静かで出不精なタイプだった。社交的な男性ならお見合いは必要ないものね」と、平均より2倍の収入を稼ぐXuさんは話す。

13日はカップルが愛を誓い合う情人節(七夕)だが、Xuさんのような多くの女性は、中国で起きている経済的、社会的変化が伝統的な結婚観とぶつかる中、厳しい選択を迫られている。

中国では、20代後半までに結婚せず「売れ残った」キャリアウーマンは「剰女」と呼ばれる。上海で人気のお見合い番組の司会者であるNi Lin氏はロイターに対し、「中国では、身長、年齢、学歴、収入を含むあらゆる点で、男性が女性との関係において上回っているべきだと考える風潮がある」と説明。「こうした考え方は、グレードAの男性はグレードBの女性と、グレードBの男性はグレードCの女性と、グレードCの男性はグレードDの女性と結婚する現象を生み出している。つまり、グレードAの女性とグレードDの男性はパートナーを見つけられないということ」だと述べた。

お見合いサイト「世紀佳縁」によると、北京では20代後半―30代の女性の3分の1以上が配偶者を探している。また、北京には約50万人もの剰女がいるとの報道もある。

14億人近い人口の中国では多くの男性がいるはずだが、社会的地位といったことが独身のキャリアウーマンにここでも立ちはだかる。一人っ子政策などのおかげで、中国の人口構成比は男性が多い。最新となる2011年の国勢調査では、1970年代生まれの独身男性の数は、同じ年代の女性の2倍となっている。しかし、剰女とは違い、「剰男」はたいてい大都市で生活せず、収入も低い。

上海市は定期的にお見合いイベントを開催し、Xuさんのような女性を支援しようとしている。5月に行われたイベントでは2万人の独身男性・女性が参加した。

参加者の1人である中国語教師のLucy Wangさん(32)は、参加していた男性はプレイボーイかマザコンのどちらかのタイプだったとし、「自分に問題があるのではないかとたまに思う。2万人も参加者がいるのに、1人も気に入る人を見つけられないのだから」と話した。

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