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中国の国有資産監督管理委主任を調査、「重大な規律違反」の疑い
2013年9月2日 / 00:52 / 4年前

中国の国有資産監督管理委主任を調査、「重大な規律違反」の疑い

[北京 1日 ロイター] - 中国政府は1日、国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)の蒋潔敏主任(閣僚級)に対し、「重大な規律違反」の疑いで調査を始めたと明らかにした。汚職取り締まりと改革推進に向けた動きとみられる。

声明によると、調査は中国共産党中央規律検査委員会が実施している。その他の詳細は明らかにしていない。

蒋氏は中国石油天然ガス集団(CNPC)の前会長で、3月に現職に就いたばかり。

政府は先週、CNPCの幹部4人を調査していると公表。蒋氏への調査は業界内で広く予測されていた。

中国共産党は今後5年でエネルギーや運輸、金融といった重要なセクターへの民間投資を認めていく方針で、蒋氏は国有企業の改革で重要な役割を担うとみられていた。

中国が年7─8%の成長率維持を目指すのであれば、これらセクターの民間への開放にこれ以上の遅れが生じることはできないとエコノミストは警告する。

ただし、既得権益を守りたい勢力や、一段の経済変化に抵抗感を示す党内保守派が、国有部門の改革に反発している。

業界アナリストのChen Weidong氏は、CNPCが独占企業の代表格となっているため、ターゲットにされたと指摘する。

中国共産党は中央委員会の第3回全体会議(三中全会)を11月に開催する予定。Chen氏は、三中全会を前に他の国有企業への警告としてCNPCのケースを利用したいのではないか、との見方を示した。

政府は調査対象となっているCNPCの幹部4人について、容疑の詳細を明らかにしていない。これら幹部や蒋氏に弁護士が付いているのかどうかも明らかになっていない。

蒋氏は、周永康・前共産党政治局常務委員の側近。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは8月30日、中国共産党指導部が周氏に対する調査を開始することで合意したと伝えていた。

周氏は、汚職などの罪に問われて失脚した中国・重慶市の元トップ、薄熙来被告と関係が深い。政府は周氏が調査対象となっているかについてはコメントしていない。

*内容を追加します。

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