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汚染水問題で政府が総合対策提示へ、安倍首相「抜本策講じる」
2013年9月2日 / 05:52 / 4年前

汚染水問題で政府が総合対策提示へ、安倍首相「抜本策講じる」

9月2日、安倍首相は、福島第一原子力発電所の汚染水問題について、国が前面に出て抜本的な対策を講じると強調した。写真は同原発で3月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相(自民党総裁)は2日午後、官邸で開かれた政府与党連絡会議であいさつし、福島第一原子力発電所の汚染水問題について、国が前面に出て抜本的な対策を講じると強調し、解決に向け早急に基本方針を取りまとめる、と述べた。

会議では、菅義偉官房長官が3日の原子力災害対策本部において、政府としての総合対策を提示することを明らかにした。

安倍首相は、トラブルが続いている汚染水問題について「東電(9501.T)任せにせず、国が前面に出て、必要な対策を実行していく。抜本的な対策を講じる」と述べ、「早急に汚染水問題の解決に向けた基本方針をとりまとめる」考えを表明した。

会見した加藤勝信官房副長官によると、菅官房長官が汚染水問題について、3日に開催する原子力災害対策本部で、基本方針を踏まえた政府としての対策を総合的なパッケージとして提示すると会議で表明。政府として「予備費の活用を含め、できるだけの事を行う」と述べたという。

出席した公明党の山口那津男代表も汚染水問題を「極めて深刻」とし、与党内の検討内容も踏まえ、政府が全面的に対応を行うよう要請した。

<シリア情勢「強く憂慮」、アサド政権の責任明らか>

緊迫化するシリア情勢について安倍首相は「強く憂慮している」と懸念を表明し、同国のアサド大統領を「化学兵器の使用はいかなる場合でも許されるものではなく、情勢悪化の責任が人的惨状をかえりみないアサド政権にあることは明らかだ」と非難。31日にオバマ米大統領が軍事介入に向けて議会の承認を求める方針を発表したことを「重い決意の表明」とし、「米国を始めとする国際社会と緊密に連携し、情報の収集・分析を進めながら、事態改善のためしっかり対応する」と語った。

先週に60人の有識者や専門家から意見を聴取した消費増税問題については「有識者、専門家の知見も吸収した上で、種々の経済指標を確認し、経済情勢をしっかり見極めてこの秋に最終判断したい」との意向をあらためて示した。安倍首相が「成長戦略実行国会」と位置づけている秋の臨時国会に向けて「産業競争力強化法など成長戦略関連の多くの重要法案の準備を進めている」とし、法案成立に政府・与党一体となった取り組みを求めた。

伊藤純夫

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