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仏伊・スペインの8月自動車販売は大幅減、底入れ期待に水差す
2013年9月2日 / 10:24 / 4年前

仏伊・スペインの8月自動車販売は大幅減、底入れ期待に水差す

[パリ/マドリード 2日 ロイター] - フランスとイタリア、スペインで8月の自動車販売台数がいずれも大幅に減少し、景気後退の打撃を受けた需要の底入れに対する期待に水を差す格好となった。

9月2日、フランスとイタリア、スペインで8月の自動車販売台数がいずれも大幅に減少し、景気後退の打撃を受けた需要の底入れに対する期待に水を差す格好となった。写真は2011年9月、スペインで撮影(2013年 ロイター/Felix Ordonez)

フランス自動車工業会(CCFA)が2日発表した8月の同国自動車販売台数は、前年同月比11%減の8万5565台となった。

独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)や米フォード・モーター(F.N)、仏PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA)などの減少が目立った。

1─8月期の販売台数は前年同期比10%減となったが、CCFAは通年の見通しである8%減は据え置いた。

CCFA広報担当フランソワ・ルーディエ氏は、「9月と10月が非常に重要になる。8月は通常低調な月だが、今年は特に低水準だ」と述べた。

イタリア運輸省によると、同国の8月の自動車販売台数も5万2997台と前年比6.56%減少、1─8月期では前年同期比9.2%の減少となった。

自動車ディーラーの業界団体は8月の落ち込みについて、イタリア経済が回復の兆しを示していないことの表れだと指摘した。

スペイン自動車工業会(ANFAC)が発表した8月の国内自動車販売台数は前年比18.3%減の3万8872台となった。7月は15%近く増加していた。

ANFACは8月の販売台数について、昨年9月の付加価値税(VAT)引き上げ前の駆け込み需要で前年同月の販売が押し上げられていたことなども影響したと指摘。

9月は政府の新車購入補助制度に支えられて販売が増加する可能性が高いとの見方を示した。

また、ANFACのプレジデント、ホアン・アントニオ・サンチェス・トーレス氏は今年の年間販売台数について、昨年からほぼ横ばいの70万台になる見通しだと述べた。

8月はメーカー別で見ると、フランスでVWの販売台数が24%減、フォードが19%減、プジョーは17%減と、落ち込みが目立った。

一方、米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は16%増加。イタリアのフィアットFIA.MIも9.9%増、仏ルノー(RENA.PA)は1.7%増となった。

独ダイムラー(DAIGn.DE)の高級車メルセデス・ベンツ部門は、仏政府が一部車種を登録禁止としたことを受けて、37%減少した。フランスの裁判所は先週、この禁止令を解除した。

スペインではフィアットが19%増加した。

欧州では来週、フランクフルト自動車ショーが開かれ、業界関係者が欧州自動車市場について最新の見通しを示す公算だ。

*内容をさらに追加して再送します。

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