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ドル/円が1カ月ぶり高値付近、世界経済回復示す指標やシリア情勢で
2013年9月2日 / 17:38 / 4年前

ドル/円が1カ月ぶり高値付近、世界経済回復示す指標やシリア情勢で

9月2日、終盤の欧州外国為替市場は、ドルが円に対して1カ月ぶりの高値付近で取引された。写真はドル紙幣を手にするジャカルタの両替商。8月撮影(2013年 ロイター/Beawiharta)

[ロンドン 2日 ロイター] - 2日終盤の欧州外国為替市場は、ドルが円に対して1カ月ぶりの高値付近で取引された。世界景気の回復を示す指標発表や、シリアへの早期軍事介入観測の後退で地合いが改善、安全通貨の円への需要が減少した。

ドル/円は1.0%高の99.12円。一時、8月2日以来の高値となる99.435円をつけた。

ユーロ/円は1.0%高の131.00円。

マークイットが発表した8月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が2011年6月以来の高水準となったほか、HSBCが発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)改定値が7月から上昇したことで、投資家心理が改善した。

三菱東京UFJ銀行の為替エコノミスト、リー・ハードマン氏は、シリア情勢に関して投資家のリスク選好が改善したほか、中国の指標で同国の成長見通しに対する悲観的な見方が後退したと指摘する。

その上で「こうしたことから、今週はリスク選好が再び、幾分高まりつつある」と分析、近く1ドル=100円台を試す展開もあるとみる。

来年4月に消費税率を8%に上げるかどうかの最終判断を前に有識者から意見聴取する「集中点検会合」が先週まで開催され、景気対策を伴う増税に前向きな意見などが出た。

ダンスク銀行の外国為替調査部門の責任者、ローマン・ラスムセン氏は、消費税率引き上げを是認することは、日銀の金融緩和政策の維持につながり、円安要因と話した。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.3204ドル。

米市場は2日、レーバーデーのため休場した。市場では、6日発表の8月米雇用統計や、5日の欧州中央銀行(ECB)理事会、イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会などに注目が集まっている。

特に米雇用統計は、連邦準備理事会(FRB)が今月、金融緩和縮小に踏み切るかを占う上で投資家の関心が高い。

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