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柏崎刈羽の審査申請で「東電の技術力みる」=規制委員長
2013年10月2日 / 09:29 / 4年前

柏崎刈羽の審査申請で「東電の技術力みる」=規制委員長

10月2日、原子力規制委員会の田中委員長は、東京電力が柏崎刈羽原発の新規制基準適合性審査を申請したことについて、「原発を稼働させる技術力があるのか見ていかないといけない」と語った。写真は東電のロゴ。2011年11月撮影(2013年 ロイター)

[東京 2日 ロイター] - 原子力規制委員会の田中俊一委員長は2日の定例会見で、東京電力(9501.T)が9月27日に柏崎刈羽原発6、7号機の新規制基準適合性審査を申請したことについて、「事故を起こし、(汚染水など)トラブルも絶えないので、原発を稼働させる技術力があるのか見ていかないといけない」と語った。

会見前に開催された規制委の定例会合で田中委員長は、柏崎刈羽6、7号機の申請について、「これまで申請のあった他の炉と違い、極めて特殊な事情がある。技術的な問題、能力も審査の項目になっている」と指摘する一方、「法律上は申請があったものは審査を進めていかないといけない」と述べ、審査作業を進めていく考えを示した。

会合で田中委員長は、「福島第1原発の汚染水問題が喫緊の課題。汚染水、廃炉問題がおろそかになってはいけない」とも発言。福島第1で突発的なことがあった場合、柏崎刈羽の審査に影響するかどうかについて田中氏は、「程度の問題。突発的なことが起きれば全社を挙げて取り組んでいただきたい」と会見で語った。

規制基準の審査では電力事業者の財務健全性も本来、審査の対象となる。会見に同席した原子力規制庁の森本秀香次長は、「原子炉等規制法に基づき審査をするが、財務能力も含めた東電の基本的な能力については当然、審査の中で見ていく必要がある」と説明した。

ただ、東電は昨年、政府から1兆円の公的資本注入を受けるなど特殊な財務状況にある。今後の審査の中で東電の財務状態をどのように考慮するのか、規制委としてのスタンスについての質問に田中氏は「私が答えるべきことではない」と、考え方を示さなかった。

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