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損保各社が14年3月期の業績予想を上方修正、株高で上期上振れ
2013年11月19日 / 07:12 / 4年前

損保各社が14年3月期の業績予想を上方修正、株高で上期上振れ

[東京 19日 ロイター] -東京海上ホールディングス(8766.T)とNKSJホールディングス(8630.T)は19日、2014年3月期の連結当期利益予想を上方修正した。

株高による有価証券投資評価損の減少や自動車保険事業の改善で当初予想から上振れた上期実績を踏まえた。MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725.T)は、今後の自然災害の見通しを慎重にみて、通期の当期利益予想は据え置いた。

上期に好調だった国内外子会社の実績や円安の影響を織り込んだ。上期は自動車保険で、新車販売台数の伸びを背景に引き受け件数が増えたほか料率改定もあって正味収入保険料が増えた一方、等級制度の改定が「一定程度影響」(辻伸治・NKSJ取締役執行役員)し、事故率も低減した。前年同期に比べて自然災害が減少したことも上期の上振れ要因となった。

東京海上HDは、14年3月期の連結当期利益予想を前年比42.8%増の1850億円に上方修正した。従来予想の1700億円に比べ8.8%の上方修正で、トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト予測平均値(1758億円)も上回った。

東京海上HDでは「海外子会社の成長が大きく貢献した」(藤田裕一・東京海上HD常務取締役)面もあり、13年4―9月期の連結当期利益は前年同期比46.2%増の914億円だった。

NKSJは、14年3月期の連結当期利益予想を前年比65%増の720億円に上方修正した。同社も、自動車の収支が改善した上期実績や、足元で堅調な資産運用環境を考慮した。従来予想に比べ、111%の上方修正で、アナリスト予測平均値(397億円)を81%上回っている。4―9月期の当期損益は291億円の黒字に転換(前年同期は373億円の赤字)した。

MS&ADは4―9月期の当期損益が1095億円の黒字に転換(前年同期は94億円の赤字)し、通期予想への進ちょく率も87.6%となったが「台風26号や今後の雪害などの業績への影響を見極めたい」(田中敏彦・MS&AD専務執行役員)として、通期の当期利益予想は前年比49.45増の1250億円で据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト13人の予測平均値1327億円を5.8%下回っている。

(平田紀之、江本恵美 編集:山川薫、田中志保)

*内容を追加して再送します。

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