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マネーストックM3、1月は前年比2.5%増で横ばい 現金伸び続く 
2016年2月9日 / 01:19 / 2年前

マネーストックM3、1月は前年比2.5%増で横ばい 現金伸び続く 

 2月9日、日銀が発表した1月のマネーストック統計によると、指標となるM3の月中平均残高は1242兆円となり、前年比で2.5%増加した。都内で2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 9日 ロイター] - 日銀が9日に発表した1月のマネーストック統計によると、指標となるM3の月中平均残高は1242兆円となり、前年比で2.5%増加した。伸び率は前月から横ばい。景気の回復基調や低金利などを背景に現金通貨は約13年ぶりの高い伸びを示した。

要求払い預金など預金通貨が前年比4.1%増と前月の同4.2%増から小幅伸びが鈍化する一方、定期預金など準通貨は同0.5%増と同0.3%増から伸びが拡大しており、M3全体に大きな変化はなかった。

日銀によると、マネーストックの変動要因をみても、貸出増や純輸出の減少幅の縮小が押し上げに寄与したが、消費税の受け入れ増など財政要因や株安に伴う個人の株式購入増が押し下げに作用している。

こうした中で現金通貨の伸び拡大が続いている。1月は同6.5%増となり、前身のマネーサプライ統計を含めると2003年2月の同7.7%増以来の高い伸びとなった。景気の回復基調や低金利の長期化、賃金の増加などが背景とみられている。

幅広い金融資産を含めた広義流動性も同3.6%増と前月から横ばい。このうち外債は、前年に比べてユーロ相場が円安方向で推移したことから、評価額が増加。同2.2%増となり、前月の同0.1%減から伸び率を高めた。

M3からゆうちょ銀行などを除いたM2は同3.2%増で、前月の同3.1%増から伸びが小幅拡大した。

伊藤純夫 編集:吉瀬邦彦

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