NY外為市場=ドル一時99円割り込む、対ユーロで最安値更新
ドル/円 終値 99.05/10
始値 100.45/48
前営業日終値 100.48/51
ユーロ/ドル 終値 1.5673/77
始値 1.5581/83
前営業日終値 1.5626/29
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[ニューヨーク 14日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場では、ドルが99円
を割り込んだほか、対ユーロで過去最安値を更新した。米ベアー・スターンズの資金繰り
が悪化し、ニューヨーク連銀に緊急資金援助を仰いだことがドルを圧迫した。
緊急支援策の発表はクレジット市場の混乱が続くことを示し、米経済が景気後退入りし
ているとの懸念が高まった。
テンパス・コンサルティングの為替トレーダー、グレゴリー・サルバジオ氏は、ベアー
・スターンズへの支援について「米金融機関のシステミックな問題を示しているとの見方
が浮上しつつある。これがドルが幅広く売られた理由だ」と指摘した。
ルーシュ・インターナショナルの市場ストラテジスト、オメール・エシナー氏は「どの
大手金融機関が同様な支援を必要としているか」についてディーラーは知りたがっている
と語った。
ドル/円JPY=は一時98.91円まで下落し、12年半ぶりの安値をつけた。終盤は
1.1%安の99.31円。
ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.5669ドル。一時1.5688ドルまで上昇
した。
ドルはスイスフランCHF=に対して初めて等価水準を割り込み、EBSによると
0.9976スイスフランまで下落した。終盤は0.9984スイスフラン。
米連邦準備理事会(FRB)は市場の圧力緩和のために、一段と積極的な利下げを行う
か、新たな流動性供給策を講じる可能性があるとの見方から、アナリストはドルが引き続
き軟調に推移すると予想している。
前出のサルバジオ氏は、FRBが極的な措置を示したり週末に何かあってもおかしくな
く、ドルを圧迫する可能性があるとした上で「おそらくユーロは1.60ドルに達すると
思う」と述べた。
この日は、各国の中央銀行が10年超ぶりに協調してドル買い介入を実施するとのうわ
さがドルを一部下支えした。
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