東南アジア株式=大半が下落、マレーシアは一時3週間ぶり安値
[バンコク 22日 ロイター] 週明け22日の東南アジア株式市場の株価は、大半の市場で下落した。クアラルンプール市場はサイム・ダービーなどエネルギー関連の主要株に圧迫され、約3週間ぶりの安値をつけた。またバンコク市場ではPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)が下落を主導した。
アナリストによると、原油相場が22日に1ドル下落し、1バレル=69ドルを割り込んだことが東南アジア地域の地合いを圧迫。一方投資家は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利や経済見通しについてどのような認識が示されるのかを慎重に待っているという。
クアラルンプール総合指数(KLCI)は1.28%安で引けた。一時は1.8%下げ、5月29日以来の安値をつけた。サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.1%安、ペトロナス・ガス(PGAS.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1%安。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.28%安で終了。午前の取引では1.35%上昇し、1週間ぶりの高値をつけていたが、その後値を消した。銀行株が取引前半での上昇を帳消しにする展開となり、DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.9%安、大華銀行(UOB)(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)と華僑銀行(OCBC)(OCBC.SI: 株価, 企業情報, レポート)はそれぞれ1%あまり下落した。
この3行の株価は、ドイツ銀行が預貸金利ざやの一段の改善を理由に目標価格を引き上げたことを受けて取引前半では上昇していた。
バンコク市場のSET指数.SETIは1.14%安。PTTEPPTTE.BKが3.7%下げたほか、PTTケミカル(PTTC.BK: 株価, 企業情報, レポート)は5.8%下落した。
利下げ局面が終わったとの見方が強まりつつある中、銀行部門の預貸金利ざやが今後拡大すると見込まれ、カシコーン銀行KBAN.BKは1.9%、TMB銀行TMB.BKは2.4%、それぞれ上昇した。
ジャカルタ市場.JKSEは0.78%安。バンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%安、アダロ・エナジー(ADRO.JK: 株価, 企業情報, レポート)は4.8%安。
ベトナムのホーチミン市場.VNIは2営業日続落、3.6%安で取引を終えた。国営石油会社ペトロベトナムの金融部門PVFCPVF.HMが5%安と、下落を主導した。
マニラ市場.PSIは0.57%高。先週の下落の後で株価が落ち着いた。値上がり銘柄では、不動産開発最大手アヤラ・ランド(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)が3.7%高。同社は機会が到来すれば海外事業の拡大という長年の野望を復活させ、海外のプロジェクトに直接投資する可能性があると表明した。
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