〔金利マーケットアイ〕新発10年債1.4%クーポンの見通し、あすの調整カギ握る
〔金利マーケットアイ〕
<17:20> 新発10年債1.4%クーポンの見通し、あすの調整カギ握る
財務省は2日に10年利付国債(2兆1000億円、2019年6月20日償還)の入札を実施する。入札前の業者間取引(WI)は現在、1.355%となっており、表面利率(クーポン)は前回債から0.1%引き下げの1.4%になる見通し。市場では「足元の資金余剰感を見る限り、銀行勢中心に増発分は基本的に消化されると思っているが、短期的には金利低下ペースが速かったことから、投資家の目線がついてこれていない可能性がある。最初の長期ゾーンの増発ということで、投資家、業者とも慎重になる可能性があるため、多少テールが流れるリスクはある。あす午前の調整がかぎを握る」(外資系証券)との見方が出ていた。
<16:47> スワップ金利は小動き、幅広いゾーンで欧州系の払い
スワップ金利は小動き。イールドカーブはスティープニングから、午後は前日比アンチェンジとなった。「短期から長期にかけた幅広いゾーンで欧州系の払いがみられたほか、5年ゾーンに邦銀の受けが入った。長期/超長期ゾーンには欧州系の受けもあった」(邦銀)との声が聞かれた。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン0.125ベーシスポイント低下、3年ゾーン0.125bp上昇、5年ゾーン0.125bp上昇、7年ゾーン0.125bp上昇、10年ゾーン変わらず、12年ゾーン0.125bp低下、20年ゾーン変わらず、30年ゾーン0.25bp低下した。
<15:37> コール翌日物金利は弱含み、大手邦銀で0.07%出合い
無担保コール翌日物金利は弱含み。四半期末を通過したほか、準備預金の積みの進ちょくも順調なため、資金調達ニーズは弱まった。大手邦銀で0.07%、外銀などその他の業態で0.10%近辺で出合った。市場参加者によると、レポのGCレートは、トムネ(7月2─3日)、スポネ(7月3─6日)とも0.12%付近の調達希望。オペレートはレポを反映し低下した。TIBOR(東京銀行間取引金利)はきのうまで上昇していたが、きょうは低下した。ユーロ円金先は小幅上昇した。
財務省が1日実施した3カ月物国庫短期証券(36回、10月5日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.1524%となり、前回実施の3カ月物落札利回りに比べて低下した。2006年7月のゼロ金利政策解除後の最低水準を更新した。余剰資金が流れ込んだ格好で、参加者の多くが9月末に迫る日銀オペの延長を予想していることを裏付ける結果となった。
<15:10> 国債先物は続伸で取引終了、買い戻しで後場一転切り返す
国債先物は続伸で取引を終えた。中心限月9月限は、前場段階では前日に大幅上昇となっていたことから、戻り売りが先行した。下げ幅は一時、前日比23銭安まで下げた。マーケットでは、日銀短観の勢いのなさをある程度織り込んでいたが、後場に入ると景気回復に対する懐疑的な見方が強まり、短期筋からの買い戻しが優勢となりプラス圏に浮上した。現物債市場の金利も乱高下した。午前は各ゾーンとも金利が上昇基調にあったが、午後中盤から金利はいっせいに低下した。中短期ゾーンの金利の低下が目立ち、2年債は2006年1月31日以来となる0.3%割れとなったほか、5年債は前日比1.5bp低下の0.7%ちょうどとなった。長期金利は、あす10年債の入札を控えているが、際立つ調整もなく金利は低下した。市場参加者によると、銀行勢の押し目買いがみられた。
国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日比8銭高の138円18銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低下の1.340%。
<14:28> 中短期ゾーン金利低下、2年債06年1月31日以来の0.3%割れ
現物債市場で中短期ゾーンの金利が低下した。2年債の利回りは節目となる0.3%に迫っていたが、ついに2006年1月31日以来となる0.3%割れとなり、現在は前日比1.5bp低下の0.295%をつけた。市場では「景気回復に対する懐疑的な見方が強まる中、日銀の緩和政策に変更はないという安心感から、銀行勢の余剰資金が一気に流れ込んだ」(国内証券)との声が聞かれた。5年債も前日比1bp低下の0.705%をつけている。国債先物はプラス圏に浮上。中心限月の9月限は前日比5銭高の138円15銭近辺にある。
<14:08> 共通担保オペレートは大幅低下、レポの落ち着きを反映
日銀が午後1時に実施した共通担保資金供給(本店、6000億円、7月2─8日)の結果は、案分レート0.110%、平均落札レート0.123%となった。マーケットでは「前回分からオペレートは大幅に低下した。落ち着いているレポレートを反映した」(国内金融機関)との指摘があった。前回の共通担保資金供給(本店、8000億円、7月1─9日)の結果は、案分レート0.140%、平均落札レート0.143%だった。もう1本の共通担保資金供給(本店、6000億円、7月2─17日)の結果は、案分レート0.130%、平均落札レート0.131%となった。マーケットでは「期間が長い分、プレミアムがのった」(同国内金融機関)との声が聞かれた。市場参加者によると、レポのGCレートは、トムネ(7月2─3日)、スポネ(7月3─6日)とも0.12%付近の調達希望。
<13:36> 国債先物は下げ幅さらに縮小、短期筋の買い戻し
国債先物は下げ幅をさらに縮小している。中心限月の9月限は前日比5銭安の138円05銭近辺で推移している。市場では「日銀短観の勢いのなさを織り込んで前日まで買われてきたことを受けて、きょうは戻り売りが続いてきたが、現在は短期筋の買い戻しから、急速に下げ幅を縮小している」(外資系証券)との声が聞かれた。現物債市場でも一時、前日比2bp上昇の1.370%をつけたが、現在は1bp上昇の1.360%で推移している。市場では「午前は利益確定の売りから金利は上昇したが、その後、銀行勢からの押し目買いが入っている。ただ、あす10年債の入札を控え、取引量は少ない」(同外資系証券)との指摘があった。
<12:45> 3カ月物T‐Bill金利なお低下、日銀オペ延長を予想
財務省が1日実施した3カ月物国庫短期証券(36回、10月5日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.1524%となり、前回実施の3カ月物落札利回りに比べて低下した。平均は0.1492%だった。2006年7月のゼロ金利政策解除後の最低水準を更新した。市場では「償還日が10月の初めと期越えになるため、担保に使うにしても使い勝手が悪いとみる市場参加者が出てくるとの見方から落札利回りは前回から上昇する可能性もあったが、これまでと同じように余剰資金が流れ込んだ。参加者の多くが9月末に迫る日銀オペの延長を予想していることを裏付ける結果にもなった」(国内金融機関)との声が聞かれた。
6月24日入札の3カ月物T‐Bill(35回債、9月29日償還)は、最高落札利回りが0.1607%、平均は0.1583%だった。
<11:20> コール翌日物が弱含み、一部外銀が0.08%前後で調達
午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物が弱含んだ。四半期末日を通過したため資金需給が緩み、運用側が、一部外国銀行からとみられる0.08%前後での調達希望に歩み寄る場面もあった。都市銀行を含む邦銀勢の調達水準は0.07―0.10%付近という。2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借(レポ)のジェネラル取引金利は、おおむね安定的に推移した。
一方、ユーロ円3カ月金利先物は動意薄の展開。中心限月9月限は、前週末清算値変わらずの99.495付近で推移している。日銀が発表した大企業製造業・業況判断DIがマイナス48となり市場予測を下回ったが、「手掛かり材料視されなかった」(国内金融機関)という。
<11:15> 10月償還物のT―Bill、入札前取引で0.150%付ける
財務省は午前11時半締め切りで3カ月物国庫短期証券(36回債、10月5日償還)の入札を実施する。新発債のWI取引水準は0.150%。気配は0.145%(オファー)―0.150%(ビッド)となっており、落札金利は0.150%前後になるとみられている。6月24日入札の3カ月物T―Bill(35回債、9月29日償還)は、最高落札利回りが0.1607%、平均は0.1583%だった。
WI水準で決まれば、参加者の多くが9月末に迫る日銀オペの延長を予想していることを裏付けることになる。市場には「低下ピッチが急で一部投資家からは買いに難色が示されている。しかし、日銀オペをめぐっては、やるとしても、企業金融支援オペの担保対象からCPを外すなどの技術的対応にとどまるのでは」(国内金融機関)との見方もある。
<11:00> 国債市場は反落で午前終える、2―10年利回り格差拡大も
午前の円債市場は反落した。追加経済対策に伴う国債増発で、1回の供給量として初めて2兆円の大台を超える10年利付国債入札が迫り、高値圏に位置する現物中長期ゾーンを中心に調整が入ったため。長期金利の指標となる10年最長期国債利回りは主に1.3%台後半で推移。イールドカーブは2年から10年にかけスティープニングする形状となった。日銀が朝方発表した6月企業短期経済観測調査(短観)は大企業製造業・業況判断DIがマイナス48となり、市場予測を下回ったが、手掛かり材料視されなかった。
国債先物の中
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
デリバティブで1020億円清算義務も
JALがデリバティブ契約で、約1020億円の清算義務が発生する可能性があることが明らかに。 記事の全文




日本
米国