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外為取引高、スイス・ショックの影響で減少に転じる=英中銀統計
2015年7月28日 / 01:23 / 2年前

外為取引高、スイス・ショックの影響で減少に転じる=英中銀統計

 7月27日、イングランド銀行の統計によると、2015年4月までの半年間に、外国為替市場の1日当たり平均取引高は過去最高水準から減少に転じた。写真はスイスフランとユーロの紙幣、1月撮影(2015年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が27日発表した統計によると、2015年4月までの半年間に、外国為替市場の1日当たり平均取引高は過去最高水準から減少に転じた。スイス国立銀行(中央銀行)が1月、スイス・フランの対ユーロ相場の上限を突然撤廃した「スイス中銀ショック」が影響した。

取引高は、14年12月と15年1月の数日間に2倍程度の1日平均5兆ドルと、記録的水準に膨らんだ後に減少した。

1月の為替市場はスイス中銀の予想外の動きで大荒れとなった。しかしそれ以降、取引高は次第に減少した。

英中銀によると、4月までの半年間のロンドン市場での1日当たり取引高は8%減少し、2兆4800億ドルとなった。このうち直物取引は13%減の9730億ドル。

全体の取引量は減少したが、中国・人民元の取引は増加した。中国政府が人民元の国際化への取り組みを強化していることが背景。 米ドルと人民元の間の取引は4月に25%増の430億ドルと、過去最高を更新した。通貨の組み合わせ別でみると、取引規模は9番目に大きい。

一方、米ドルと円の間の取引高は25%減少し、13年10月の水準に戻った。日銀の大規模金融緩和策で円取引への関心は過去2年間、高まっていた。

ユーロとドルの間の取引高も、欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和策の導入を背景に増加した。

米国と他の主要国との金融政策の乖離(かいり)や政治的リスクで、外為取引高は過去1年半程度回復していたが、今回の統計でそうした流れが弱まっていることが示された。

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