パナソニックが三洋電買収へ、金融3社と株式取得交渉

2008年 11月 1日 13:11 JST
 
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 [東京 1 ロイター] パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)(旧社名:松下電器産業)が、経営再建中の三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)を買収する方針を固め、米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)など大株主の金融3社と株式買い取りについて交渉していることが分かった。複数の関係筋が1日、明らかにした。

 買収が実現すればパナソニックの年間売上高は11兆円を超え、日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)を抜き国内電機で最大手となる。交渉は初期段階で、今後、株式の買い取り価格など条件面を含めた本格的な協議に進む方向だ。 

 三洋電は、経営危機に陥った2006年3月、ゴールドマン・サックス、大和証券SMBCグループ、主力銀行の三井住友銀行を引受先とする総額3000億円の優先株を発行。金融3社は優先株約4億2800万株を保有しているが、優先株を第三者に売却する際の契約上の制限が来年3月に切れるため、投資回収に向け売却先を探っていた。

 3社が保有する優先株は、1株が普通株10株に転換できる契約となっており、全て転換すると発行済み株式の約7割に上る。パナソニックが金融3社から優先株を買い入れることで三洋電を傘下に納める案が有力だが、金融3社が優先株を普通株に転換した後、パナソニックが株式公開買い付け(TOB)を行う方法も検討されている。 

 三洋電は、パソコンや携帯電話に使われ、ハイブリッド自動車や電気自動車用などでも成長が期待されるリチウムイオン電池、市場が急拡大している太陽電池に強みを持つ。パナソニックは三洋電を傘下におさめることで、二次電池事業を強化するとともに、太陽電池事業に参入する。

 
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