欧州市場サマリー(27日)
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1642GMT 26日終盤 ユーロ/ドルEUR= 1.3165 1.3097 ドル/円JPY= 76.670 77.440 ユーロ/円EURJPY= 100.94 101.41 27日終値 前営業日終値 株 FT100 5733.45(‐61.75) 5795.20 クセトラDAX 6511.98(‐27.87) 6539.85 金 現物午後値決め 1726.00 1727.00 先物 現物利回り 3カ月物ユーロ(3月限) 99.045 (‐0.040) 0.101(0.018) 独連邦債2年物 0.196(0.171) 独連邦債10年物(3月限) 138.88 (+0.19) 1.861(1.868) 独連邦債30年物 2.539(2.536) ------------------------------------------------------------------------------ <為替> ユーロが対ドルで上昇。ギリシャが民間債権者との債務交換協議で合意に近 づいているとの期待感が広がった。 この日発表された第4・四半期米国内総生産(GDP)速報値が1年半ぶりの強い伸び となる一方、設備投資の伸びが鈍化するなど、今後の成長減速を示唆する内容だったこと を受け、当初は不安定な値動きとなった。 ギリシャの債務交換協議をめぐり、ユーロ圏当局者は27日、合意間近で、ユーロ圏の 金融ファイアウォール(防火壁)強化に向けた取り組みも正しい方向に向かっているとの 見解を示した。 ギリシャのベニゼロス財務相も同日、協議がまもなく合意に至るとの見方を示した。 ユーロ/ドルEUR=は0.68%高の1.3192ドル。週間での上昇率は10月以来 最大となる見通し。 ユーロは対円EURJPY=では、0.35%安の101.10円。 ドル/円JPY=は約1%安の76.67円。円のドルに対する1日の上昇率は、8月下 旬以来の大きさとなる見通し。 <株式> ロンドン株式市場は反落。米国内総生産(GDP)成長が市場予想に届かな かったことなどが売り要因となった。 昨年第4・四半期の米GDP速報値は、年率換算で前期比2.8%増加、第3・四半期 の同1.8%増から加速し、2010年第2・四半期以来の強い伸びとなった。ただ市場 予想の3.0%増には及ばなかった。また大幅な在庫の拡充や設備投資の鈍化がみられ、 今年に入り成長が減速する可能性を示唆した。 チェビオット・アセット・マネジメントのデービッド・ミラー氏は「GDPがコンセン サス予想を下回ったことで、多少失望感が広がったものの、2.8%という成長率は依然、 良好な数字といえる」と述べた。 米国の需要が弱まるとの見方から鉱山株が売られ1.7%安。米国へのエ クスポージャーが大きい建材販売のウルズリー(WOS.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.4%下落した。 欧州株式市場は米国の第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったこ とを受け優良株を中心に売りがかさみ、反落して終了した。 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3終値は11.03ポイント(1.05 %)安の1040.69。週初からの下落率は0.2%となり、週間としては12月18 日の週以来初めて下落した。 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは23.78ポイント(0.97%)安 の2436.62。 米商務省がこの日発表した第4・四半期GDP速報値は年率換算で前期比2.8%増と、 2010年第2・四半期以来の強い伸びとなったものの、予想の3.0%増は下回った。 IGマーケッツの市場ストラテジスト、ドゥアルテ・カルダス氏は、市場が買われすぎ ていたところに予想を下回る米GDP統計が発表されたことで利食い売りが出たとの見方 を示した。 特に大きく売られたのが自動車株。米フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)がこの日発表した第4 ・四半期決算が、商品(コモディティ)価格の上昇や南米地域の事業不振などが響き減益 となったことを受け、自動車株指数は1.9%低下した。南米に強みを持つ伊フ ィアット(FIA.MI: 株価, 企業情報, レポート)は4.3%安で取引を終えた。 IGマーケッツのカルダス氏は「特にギリシャ問題など、市場では先行き不透明性が依 然としてかなり高い」と指摘。こうしたなか銀行株が売られ、STOXX欧州600銀行 株指数は0.7%低下した。 個別の銀行では、仏BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%、仏クレディ・アグリコル (CAGR.PA: 株価, 企業情報, レポート)は1.6%、それぞれ下落した。JPモルガンが両行の投資判断を引き下げて いる。 <ユーロ圏債券> スペインとイタリアの国債が一段高となった。欧州委員会の高官が ギリシャの債務減免協議について、合意が間近と述べたことを好感した。一方、ポルトガ ル国債は、追加支援の必要性をめぐる懸念から下落した。 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)が27日、今週末にもギリシャの債務 減免協議が合意に達する可能性があるとの見方を示したことを材料に、スペイン10年国 債ES10YT=TWEB利回りは5%を割り込み、9週間ぶりの水準に低下した。 アナリストの間ではスペインとイタリアの国債について、欧州中央銀行(ECB)の3 年物資金供給オペを受けたポジティブなムードに乗って利回りが一段と低下する可能性が あるとの声も出ている。 スペイン10年国債の対独連邦債DE10YT=TWEB利回りスプレッドは22ベーシスポイ ント(bp)縮小して289bpと、約3カ月ぶりのタイトな水準となった。 イタリア10年国債IT10YT=TWEBの対独連邦債利回りスプレッドも縮小し、12月上 旬以降初めて400bpを下回った。 一方、ポルトガルは、ギリシャに続いて第2次支援と債務減免が必要になるとの観測が 高まり、国債利回りがユーロ導入後の最高水準をつけた。 ポルトガル10年国債PT10YT=TWEBの利回りは47bp上昇の15.58%と、アイ ルランド10年国債利回りの2倍近い水準となった。5年債PT5YT=TWEB利回りは18 bp上昇の20.43%となり、イールドカーブの逆転が際立った。ギリシャが昨年、第 2次支援を要請した際にも、こうした傾向が見られた。 [東京 28日 ロイター]
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