一段の利上げ必要になる可能性、基調インフレ率見通しを引き上げ=豪中銀
[シドニー 11日 ロイター] 豪準備銀行(RBA、中銀)は11日、金融政策声明を発表し、政策金利を一段と引き上げる必要が生じる可能性があると警告した。国内総生産(GDP)伸び率の見通しを引き下げる一方で、基調インフレ率見通しを3四半期連続で引き上げた。
中銀は、過去の利上げと世界経済の減速が景気を抑制する可能性があるが、金利が内需を鈍化させるほど高くないリスクがあると指摘。
中銀は「現時点での見通しと、予想の不確実性を考慮し、インフレが当面、不都合なほどの高水準にとどまるリスクが相当あると判断する」と表明。「経済のリスクが下方に一段とシフトしない限り、引き締め方向の金融政策が当面、必要になる見通し」との認識を示した。
中銀は今回、2008年6月までの1年間の基調インフレ率見通しを3.75%とし、11月の金融政策声明での予想3.25%を引き上げた。中銀は基調インフレ率の目標レンジを2─3%としている。
また、2008年末までの基調インフレ率は3.5%で、その後は段階的に減速して2009年6月までに3.25%となり、2009年末時点の基調インフレ率は3.25%、との見通しを示した。
2008年6月までの1年間のGDP伸び率は3.25%とし、11月の見通し3.75%から引き下げた。また2009年6月までの1年間のGDP伸び率見通しは3%とし、3.5%から引き下げた。
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