アイルランド中銀、08年のGDP伸び率見通しを2.4%に引き下げ
[ダブリン 4日 ロイター] アイルランド中央銀行は、4日発表した四半期報告で、建設の不振を理由に08年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを引き下げた。ただ、来年は回復すると予想した。
中銀は08年のGDP伸び率は2.4%になるとの見通しを示し、前回の報告書で示した予想の3%から引き下げた。国民総生産(GNP)伸び率の見通しは、前回の2.5%から1.9%に引き下げた。
同国では10年に及ぶ不動産ブームで住宅価格が高騰したが、ブームにも陰りが出ており、今年は住宅建設が急速に冷え込むと見られる。
ロイターが行ったエコノミスト調査によると、今年のGDP伸び率の予想中央値は2.3%。政府は2月に2.5%との予想を示した。
中銀は「アイルランド経済の成長率は今年、内外の需要の弱さを反映し、はっきりと減速する見通しだ」との認識を示した。そのうえで「国内の建設セクターが安定し、世界経済が持ち直せば、アイルランド経済は2009年には一定の回復が見られるだろう」としている。
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