UPDATE1: ECBが利下げしていれば、ユーロ圏のインフレ率はもっと上昇していた=専務理事

2008年 04月 1日 18:46 JST
 
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 [ミラノ 1日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のビーニ・スマギ専務理事は、ECBが金利を引き下げていれば、ユーロ圏のインフレ率はもっと上昇していた、との考えを示した。1日付のイタリア紙「コリエレ・デラ・セラ」とのインタビューで語った。

 同専務理事は、最近の物価上昇の背景にある要因は一時的なもので、金利決定はインフレ期待に基づいている、とした。

 3月のユーロ圏消費者物価指数伸び率は前年比3.5%と、過去最高となり、成長鈍化にもかかわらず、ECBが近く利下げする可能性が低下した。

 同専務理事は「ECBが(利下げを)行っていれば、ユーロ圏のインフレ率はもっと上昇していた。これは欧州の人々、とりわけ富裕層に属さない人々が望む結果ではない」と述べた。

 また、生活費を押し上げている要因は、主にECBが管理できる範囲外にあり、かつ一時的なものだと指摘。「(金利)決定はインフレ期待に基づいており、過去のインフレ(統計)に基づいているのではない。現在の物価上昇は一時的なもので、物価とコストのスパイラルを引き起こすものではない」と述べた。

 同専務理事は、金融機関の間には依然として、貸し渋りなど信頼に関する問題があるとし「このためにECBは市場への直接的な介入を続けている」と述べた。

 
 

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