シドニー外為・債券市場=豪ドル堅調、債券先物は安い
[シドニー 11日 ロイター] 11日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場<AUD=>
は、幅広く堅調だった。株式市場と信用市場の地合い改善を受け、高利回り通貨への、よ
りリスクの高いレバレッジ取引に対する関心が幾分再燃した。
豪ドルの対米ドル相場は取引終盤の段階で1豪ドル=0.9319米ドル。一時は3週
間ぶりの高値となる0.9349米ドルをつけた。商品相場高にも支援され、先週の安値
0.9030米ドルを大幅に上回っている。
豪ドルは対円<AUDJPY=R>で1円余り上昇し、1豪ドル=95.00円。
ドイツ銀行のストラテジスト、ジョン・ホーナー氏は、海外状況が引き続き豪ドルにと
って驚くほどポジティブな材料になっていると指摘。「米景気減速にもかかわらず、最近
数週間のアジアの輸出統計の大半は予想外に高い数字だ」とした上で、米景気減速は引き
続き米ドルを圧迫する見込みであり、一方世界経済の底堅さが商品相場を支えるだろうと
予想した。
11日には先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が予定されている。トレーダ
ーらによると投機筋は依然として米ドルに売りを出しているが、G7で仮にドルを支援す
る姿勢が示された場合を考えて警戒している。ただG7メンバーの間の意見の違いが多す
ぎて実質的な合意はないとみる向きが多い。
大半の主要株価が上昇したことが豪ドルを下支えた。株高はリスク回避の減少や、豪ド
ルなどキャリー取引通貨への関心が増すことを意味する。
豪債券先物は下落。資金が株に流れたことで、資産の安全な逃避先とされる政府債への
需要が減った。
〔豪ドル/米ドル〕
0610GMT 0.9319
0225GMT 0.9330―0.9334
前営業日終値 0.9311―0.9316
〔10年債先物6月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0610GMT 93.830(―0.085)
0225GMT 93.860(―0.055)
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