米国は「極めて淡い色の景気後退」─グリーンスパン前FRB議長=通信社
[ニューヨーク 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は、米経済は「極めて淡い色のリセッション(awfully pale recession)」の状態にあると述べ、景気低迷は年内は続くとの見通しを示した。ブルームバーグが5日、インタビューの内容を伝えた。
報道によると、グリーンスパン氏は「リセッション(景気後退)に陥った」と明言。「ただ現時点では極めて淡い色のリセッションだ。雇用の減少は予想ほど深刻ではない」としている。
2日発表された4月の米非農業部門雇用者数は前月比2万人減だったが、減少幅はロイターがまとめたエコノミストの予想を下回った。
グリーンスパン氏は早急な景気回復には懐疑的な見方を示し、年内は景気低迷が続くというのが最も可能性の高いシナリオだと語った。住宅価格が落ち着き、モーゲージ関連損失の評価損圧力が緩和するまでは、景気回復はないと述べた。
グリーンスパン氏はこれまでにも経済がリセッションの状態にあると述べていたが、リセッションの深刻さや期間について判断するのは時期尚早として言及していなかった。同氏事務所のコメントは得られていない。
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