米国は「極めて淡い色の景気後退」─グリーンスパン前FRB議長=通信社

2008年 05月 5日 21:20 JST
 
記事を印刷する |

 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は、米経済は「極めて淡い色のリセッション(awfully pale recession)」の状態にあると述べ、景気低迷は年内は続くとの見通しを示した。ブルームバーグが5日、インタビューの内容を伝えた。

 報道によると、グリーンスパン氏は「リセッション(景気後退)に陥った」と明言。「ただ現時点では極めて淡い色のリセッションだ。雇用の減少は予想ほど深刻ではない」としている。

 2日発表された4月の米非農業部門雇用者数は前月比2万人減だったが、減少幅はロイターがまとめたエコノミストの予想を下回った。

 グリーンスパン氏は早急な景気回復には懐疑的な見方を示し、年内は景気低迷が続くというのが最も可能性の高いシナリオだと語った。住宅価格が落ち着き、モーゲージ関連損失の評価損圧力が緩和するまでは、景気回復はないと述べた。

 グリーンスパン氏はこれまでにも経済がリセッションの状態にあると述べていたが、リセッションの深刻さや期間について判断するのは時期尚早として言及していなかった。同氏事務所のコメントは得られていない。

 

原文参照番号[nN05353391](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN05353391]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ

株価検索

会社名銘柄コード

ロイターオンライン調査

Photo
事業規模11兆円は十分な規模。定額減税も盛り込み評価できる。
減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
不十分。政府にはもっと予算をつぎ込んで追加的景気対策を講じて欲しい。