UPDATE2: 7月の中国小売売上高は前年比+23.3%、過去最高の伸び
[北京 13日 ロイター] 中国国家統計局が13日発表した7月の小売売上高は前
年比23.3%増となり、6月の23.0%から伸びが加速した。所得の増加を背景に過
去最高の伸び率となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は同22.2%増だった。
小売売上高は名目ベースで、インフレ率による調整はされていない。7月の消費者物価
指数(CPI)上昇率は前年比6.3%で、6月の7.1%から低下した。
1─7月の小売売上高は前年同期比21.7%増。
2007年の小売売上高は16.8%増で、過去11年間で最高の伸びだった。
マッコーリー証券(香港)のエコノミスト、ポール・ケイビー氏は「小売売上高は実質
ベースでも非常に力強い。これは、家計所得や賃金が力強い伸びを示していることと一致
する」と指摘した。
中国は、輸出や関連投資への経済の依存度を低減し、国内消費を拡大することに努めて
おり、強い内容となった小売売上高で、政策が機能していることが示された。
ただ、同国では、社会保障制度が充実しておらず、雇用が不安定であるほか、医療・教
育費の個人負担が高額となっていることから、家計は依然として所得の約30%を貯蓄に
回している。
これに加え、投資の伸びが支出の伸びを上回っているため、家計消費が国内総生産(G
DP)に占める割合は過去5年にわたり、40%を下回っている。昨年は35.3%に落
ち込んだ。
中国建設銀行(北京)のエコノミスト、Zhao Qingming氏は「中国の国内消費の潜在性
は高い。しかし、輸出と投資への依存を断ち切るプロセスは長期にわたるだろう」との見
方を示した。
(前年比、単位:%)
7月 6月 5月 4月 3月 1-2月 12月 11月 10月
23.3 23.0 21.6 22.0 21.5 20.2 20.2 18.8 18.1
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