ファニーメイとフレディマックの劣後債と優先株を格下げ=S&P

2008年 08月 27日 07:23 JST
 
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 [ニューヨーク 26日 ロイター] 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の劣後債と優先株について、米政府による救済の対象にならない可能性があるとの見方から、格付けを引き下げた。

 両政府系住宅金融機関(GSE)の劣後債の格付けは「Aマイナス」から「BBBプラス」、優先株は「Aマイナス」から「BBBマイナス」となった。

 S&Pは声明で、劣後債と優先株の格下げは「ファニーメイの住宅ローン・ポートフォリオの資産価値が一段と低下している状況において、政府の支援がこうした証券にまで及ぶかについて不透明感が高まっていることを反映した」としている。

 また、株価の下落により、GSEの資金調達能力が圧迫されていることも格下げの理由に挙げた。

 フレディマックについては、計画される55億ドルの増資が失敗すれば、米財務省が新たな権限を用いて同社を支援する可能性が高まり、劣後債と優先株の保有者にとって損失につながる可能性があると指摘した。

 S&Pは、両GSEの対政府リスク(政府支援がない場合の信用力を示す)格付けも「A」から「Aマイナス」に引き下げた。

 上位債以外の格付けは、米財務省のGSE支援をめぐる意図が鮮明になってくるまで引き続き、格下げ方向で見直す。フレディマックの見通しは、同社が増資計画について明らかにするまで「ネガティブ」で据え置くとした。

 

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