09年の米自動車販売、第1四半期が最も厳しくなる見通し=日産自<7201.T>北米法人副社長
[デトロイト 5日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)北米法人のアル・キャスティグネッティ副社長(販売担当)は5日、2009年の米自動車販売について、第1・四半期が自動車メーカー各社にとって最も厳しい時期になるとの見通しを示すとともに、日産が妥当な水準のインセンティブ(販売奨励策)を維持する方針であることを明らかにした。ロイターとのインタビューで語った。
同副社長は「われわれは、今年の中で第1・四半期が最も厳しくなると考えている」と述べた。
日産の12月米自動車販売台数は31%減少し、08年通年では11%近くの減少となった。ただ、副社長は、12月および08年通年とも競合他社と比べてそれほど悪くなかったとの見解を示した。
同副社長は、08年上期の自動車販売の減少は限定的だったと指摘。その後、ガソリン価格の高騰やリセッション(景気後退)により悪化したと語った。
これは09年上期が、比較的好調だった08年上期と比較されることを意味する。
キャスティグネッティ副社長はまた、消費者の懸念が和らぎ、銀行が融資基準を緩和することを期待すると述べ、12月の日産ディーラーへの客足が11月と比べて増えたことを明らかにした。
自動車メーカー各社は08年下期に販売の落ち込みが加速したことを受け、キャッシュバックや金利引下げなどのインセンティブを打ち出した。エドムンズ・ドット・コムとオートデータによると、日産もインセンティブを増やしたが、インセンティブの水準は依然として、米国を拠点とするライバル会社を大幅に下回っている。
副社長は「われわれは、これまで一貫してかなり妥当な水準にインセンティブを保ってきた。状況が悪化しない限りこれを維持できるだろう」と語った。
米自動車業界全体の販売見通しについてはコメントを控えた。
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