IMF、世界経済見通しを上方修正する可能性=副専務理事
[ベオグラード 2日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は、生産減少ペースの減速傾向や金融市場の環境改善を背景に、世界経済の成長率予想を上方修正する可能性がある。
セルビア国立銀行(中銀)125周年の記念行事に出席するため現地入りしているポルトガル副専務理事が2日、ロイターとのインタビューで明らかにした。
IMFは4月、2009年の世界経済見通しを戦後最悪のマイナス1.3%とした。次回の発表は今秋の予定。
副専務理事は「現在の世界経済の状況は、IMFが前回見通しを発表した4月と比べて若干改善している」と指摘。
また一部の経済指標に加え、株式市場や世界の金融環境にも改善の兆しが見受けられるとの見解を示した。
副専務理事は、詳細は明らかにしなかったものの「世界的に生産の落ち込みに緩和の兆しがみられる。次に世界経済の成長率予想を見直す際には、おそらく上方修正になるだろう」と述べた。
一方、09年の経済見通しは依然としてまちまちの状況で、おそらくバルカン諸国やセルビアなど欧州諸国では、景気回復のペースがより緩やかなものになるとの認識を示し、セルビアを含む一部の欧州諸国では見通しの下方修正が必要になるとの見方を示した。
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