景気リスクには迅速に対処、インフレ期待上昇なら利上げも視野に=FRB理事
[ハノーバー(米ニューハンプシャー州) 15日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のミシュキン理事は15日、FRBは景気へのリスクに対し迅速に対処すると述べる一方で、インフレ期待が抑制できなくなれば利上げも視野に入れる考えを明らかにした。
同理事は講演で「FRBの利下げはマクロ経済のリスクバランスの変化を反映してきた。その意味ではFRBは断固とした行動を取ってきたし、今後も同様だ」と述べた。
金融市場の混乱は成長見通しへのかなりの下振れリスクとなるとし、経済・金融関係の悪いニュースは市場に一段の緊張をもたらしかねないと語った。
ミシュキン理事はまた、FRBは景気回復に伴い高インフレを容認するのではないかとの見方が市場で浮上しないか、慎重に監視すると強調。
「インフレ期待が大幅に上昇する明確な兆候が現れれば、政策金利を維持するか利上げも視野に入れる必要がある」と語った。
「現在見られる金融市場の緊張はしばらく続く公算が大きいが、市場が急に方向を変えることは過去にもあった」と指摘し「そうした可能性に備えておく必要がある」と述べた。
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