ユーロ圏金融・債券市場・終盤=短期債下落、ECB利下げ観測が後退
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.525 (+0.030) 3.809(3.863)
独連邦債2年物 3.486(3.409)
独連邦債10年物(6月限) 115.73 (‐0.04) 3.944(3.914)
独連邦債30年物 4.577(4.601)
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[ロンドン 28日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は短期債の利回りが上昇し
た。欧州中央銀行(ECB)が短期金融市場への新たな流動性供給を実施する方針を示す
なか、ECBの早期利下げ観測が後退した。
予想を上回る3月の独消費者物価指数(CPI)速報値や、ウェーバー独連銀総裁のイ
ンフレ警戒発言も、利下げ観測を一段と弱めた。
ECBはこの日、期間3カ月と6カ月のリファイナンスオペを実施すると発表した。6
カ月のリファイナンスオペは初めてとなる。ストラテジストは、この日の発表について、
ECBは長期資金の供給で市場沈静化を図る方針を維持したい意向だと指摘。経済全体の
現状を踏まえ、利下げを急いでいないとの見方を示した。
1640GMT時点で、独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは4.4べーシスポイント
(bp)上昇の3.469%と1月末以来の水準に達した。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは3.937%。一時、3.952%と今月の最高水準
となった。
独連邦債先物6月限FGBLM8は8ティック安の115.67。非常な薄商いで荒い値動
きとなるなか、週間では3年超ぶりの大幅下落となった。
独連邦債先物6月限が一時113.93の安値に下落し、トレーダーはエラーを疑って
いる。先物・オプション取引所ユーレックスは、値動きを調査していることを明らかにし
た。
EURIBOR金利先物9・12月限<.#FEI>は、1bp程度上昇した。ECB当局者
のタカ派的発言を背景に、依然として年内25bp利下げを完全には織り込んでいない。
欧州株が下落したが、多額のポジション調整やテクニカルな軟調サインで債券買にに
はつながらなかった。
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