インフレは懸念事項、ユーロ高は問題になりつつある=オランダ中銀総裁

2008年 04月 3日 22:23 JST
 
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 [アムステルダム 3日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるオランダ中銀のウェリンク総裁は3日、過去最高を記録した3月のユーロ圏消費者物価指数はかなりの懸念事項で、賃金引き上げによる物価上昇スパイラルのリスクとなる、との見方を示した。

 またユーロ高は問題になりつつある、と指摘した。

 総裁はオランダ中銀の四半期報告書提出時の記者会見で「3.5%という3月のユーロ圏(インフレ率)数字はかなりの懸念事項だ。目標を大幅に上回っており、現時点での賃上げは間違いだ」と述べた。

 報告書は「欧州では、賃上げによる物価上昇スパイラルといういわゆる二次的影響が、かなり現実味を帯びてきたようだ」と指摘。

 ユーロ圏の成長については「一段の鈍化の可能性は排除できない」と見方を示した。

 ユーロの対ドルでの上昇についての質問には「問題に発展する段階に入りつつある」と答えた。

 
 

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