独ダイムラーの第1四半期は40%減益、予想下回る
[フランクフルト 29日 ロイター] ドイツの自動車大手ダイムラー(DAIGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)が29日発表した第1・四半期決算は、利払い・税引き前利益(EBIT)が40%減少した。クライスラー関連の費用などが圧迫し予想を下回った。
2008年については、継続事業ベースのEBITが前年を上回るとの見通しを維持した。
第1・四半期のEBITは、19億8000万ユーロ(30億8000万ドル)。売上高はドル安の影響で、前年比横ばいの234億6000万ユーロとなった。販売台数は9%増の5万03800台。
ロイターがまとめた調査によると、アナリストは平均でEBITが22億0500万ユーロと、前年同期から3分の1減少すると予想していた。前年同期にはEADS(EAD.PA: 株価, 企業情報, レポート)の株式売却益15億6000万ユーロを計上した。
08年については、クライスラー関連費用を除いたベースでの営業利益が前年を上回るとの見通しを示した。
「各部門の見通しに基づき、ダイムラーグループの08年の継続事業ベースEBITは前年水準を大幅に上回と引き続き予想している。これにはクライスラー関連費用は含まれていない」とした。
07年のEBITは、約10億ユーロの一時項目が利益を押し上げ、87億1000万ユーロだった。
第1・四半期のEBITは、クライスラーのリストラ費用9400万ユーロなどで3億4000万ユーロ減少した。
メルセデスベンツ部門のEBITは、45%増の11億5000万ユーロとなり予想を上回った。利益率は9.2%。第4・四半期は10.4%、07年通期は9.1%だった。
トラック部門は米景気低迷などが響き、EBITが24%減の4億0300万ユーロとなった。
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