3月米企業人員削減数、前月比‐26%=チャレンジャー
[ニューヨーク 2日 ロイター] 雇用コンサルティング会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスが2日発表した3月の米企業の人員削減数は5万3579人となり、前月の7万2091人から26%減少。一部で底堅さが示される格好となった。ただ、前年同月の4万8997人からは9.4%上昇した。
労働市場の軟化は、2007年に起きた住宅ローン市場の混乱で痛手を受けた金融セクターから他分野に引き続き広がっていることも示された。セクター別削減数では政府・非営利部門が1万6167人と、前月に続き首位となった。2位は運輸部門の5089人、金融部門は3位で4663人だった。
同社のチャレンジャー最高経営責任者(CEO)は声明で、公共セクターは景気減速に伴なう「税収入の大幅減少」が響いていると指摘。「景気減速はおそらく、住宅ローンや投資銀行部門での人員削減をはじめとする金融セクターへの影響で最もよく知られているが、公共セクターにも多大な影響を及ぼしている」と述べた。
また、人員削減の規模は01年のリセッション(景気後退)期には匹敵しないとし「いくつか見方があるだろうが、1つには雇用創出が01年のリセッション以前の水準に達していないことが挙げられる」と指摘した。
08年第1・四半期の人員削減数は20万0656人と前年同期の19万5986人から2.4%上昇した。
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