東南アジア株式=おおむね上昇、銀行株など高い
[シンガポール 2日 ロイター] 2日の東南アジア株式市場は、インフレ懸念をこなし、前日の米株高を好感した買いが入り、おおむね上昇した。個別銘柄では、シンガポール取引所(SGX)(SGXL.SI: 株価, 企業情報, レポート)株やバンク・ラクヤット・インドネシアBBRI.JK株などが急伸した。
シンガポール市場.FTSTIは2.81%高と、上げが目立った。終値ベースで1月11日以来の高値。バンコク市場.SETIは1.29%高、ジャカルタ市場.JKSEも銀行株が買われ、1.66%高。
アナリストらによると、センチメントが好転したのは、これまで発表された米国の経済統計が懸念していたほど悪くなかったためという。
AMPキャピタル・インベスターズのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「株価は向こう数週間、さらに上値を追う展開だ。今年に入ってからの過度な弱気が徐々に後退し続けるためだ」と指摘。「ただ、信用市場は困難な状態のままであり、今後数カ月のうちに市場が再び弱気となる公算が大きい」と述べた。
一方、クアラルンプール市場.KLSEはプランテーション株が売られ、0.65%安。マニラ市場.PSIは優良株が売られ、0.98%下落した。
SGX.SGXL.SIは8.3%高と、上昇率がトップ。銀行株や不動産業株も買われ、UOBバンク(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)、キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)はともに4.4%高。
商社のノーブル・グループ(NOBG.SI: 株価, 企業情報, レポート)は7.6%高。同社が20%を出資する石炭会社がオーストラリアで新たな炭鉱を発見した。中国の造船会社コスコ(COSC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は6.7%高。第1・四半期の利益が好調だった。
ジャカルタ市場は、食料価格の高騰でインドネシアのインフレ率が1年半ぶりの高い水準となったとの報道があったが、値を上げた。
タイ石油会社(PTT)PTT.BKは1.8%高。インドネシアから液化天然ガス(LNG)100万トンを輸入する交渉を進めていると報道された。
バンコク市場も、4月のタイのインフレ率が2年ぶりの高水準になったとのニュースをこなした。
ホーチミン市場は今週3日目の休場。
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