NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計が支援
ドル/円 終値 105.32/34
始値 104.62/65
前営業日終値 104.40/43
ユーロ/ドル 終値 1.5426/28
始値 1.5475/77
前営業日終値 1.5468/70
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[ニューヨーク 2日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場で、ドルが円や通貨バ
スケットに対して2カ月ぶりの高値をつけた。朝方発表された米雇用統計で非農業部門の
雇用者数が予想を下回る減少幅となったことから、米経済に対する楽観的な見方が広がっ
た。
4月の非農業部門雇用者数は前月比2万人減となり、4カ月連続で落ち込んだものの、
減少幅はエコノミスト予想の8万人減を大幅に下回った。また失業率は5.0%と前月の
5.1%から改善した。
パトナム・インベストメンツ(ボストン)のポートフォリオ・マネジャー、パレシュ・
ウパジャヤ氏は「過去数週間の経済統計はいずれも、米経済が悪化も改善もしていない状
態を示している。リセッション(景気後退)はそれほど深刻化しない徴候と受け止められ
るが、景気後退から抜け出しても低迷の期間が長引く可能性はある」と述べた。
ドル/円<JPY=>は一時2カ月ぶり高値となる105.69円をつけた。その後0.9%
高の105.40円で推移した。
主要6通貨に対するNY商品取引所(NYBOT)ドル指数.DXYも、一時2カ月ぶり
高値となる73.698をつけた。その後は73.534近辺での動きとなった。
米経済統計が市場予想を上回るなか、米連邦準備理事会(FRB)が当面、金利を2%
に据え置く可能性が高まっているとアナリストはみている。一方、ユーロ圏では成長鈍化
の徴候が目立ち、ECBが年内に利下げを迫られるとの観測が出ている。
トムソン・ロイターのデータによると、ユーロ/ドル<EUR=>は一時1.5362ドルと
今年3月24日以来の低水準をつけた。その後0.3%安の1.5425ドルで推移した。
ドル/スイスフラン<CHF=>は一時1.0606スイスフランと9週間ぶり高値をつけた。
その後は押し戻され1.0563スイスフラン。
FRBはこの日、クレジット市場の緊張緩和に向け、隔週で実施しているターム物資金
入札(TAF)の供給額を5月5日より500億ドルから750億ドルに引き上げると発
表。欧州中央銀行(ECB)やスイス国立銀行(中央銀行)とのドルスワップ協定を拡大
することも明らかにした。FRBの流動性対策はドルを一部支援した。
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