UPDATE1: 英HSBCの第1四半期利益が増加、貸倒引当金は前年から急増

2008年 05月 12日 23:46 JST
 
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 [ロンドン 12日 ロイター] 英HSBCホールディングス(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)(0005.HK: 株価, 企業情報, レポート)は12日、2008年第1・四半期の業績に関する中間報告で、利益が前年同期に比べて増加したと発表した。50億ドルを超える米住宅ローンの焦げ付きや資産の評価損をアジアなどの伸びで補った。

 第1・四半期の米消費者向け金融部門の貸倒引当金は32億ドルで、前四半期の46億ドルを下回ったものの、07年第1・四半期の倍の水準に膨らんだ。また、ほぼ同額の高リスク資産の評価損を計上した。

 HSBCは、米モーゲージ資産および関連不良債権の処理が進展していることに満足していると述べた。ただ、マイケル・ゲーガン最高経営責任者(CEO)は記者との電話会議で、米住宅市場の回復は2008年ではなく09年になると予測した。

 「不良債権の発生は、止まったというより鈍化している状態だ。これが景気回復によるものなのか季節的なものなのかわからないが、季節要因ではないかと考えている」と語った。また、米政府の戻し減税などにより状況が変化する可能性があるとの見方を示した。

 投資銀行部門のグローバル・バンキング・マーケッツで26億ドルの評価損を計上したものの、実質ベースの収入の伸びは前年同期を上回った。保有証券の評価益27億ドルを除いても明るい結果だったとしている。

 実質ベースのコストは緩やかな増加にとどまった。自己資本比率は07年末とほぼ同水準だった。

 アジア・太平洋、中東、中南米などの大半の主要国で増益となった。新興市場に注力したことで、グローバル・バンキング・マーケッツの利益は07年第3、第4・四半期を上回った。

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