再送:信用市場の混乱拡大の可能性、世界経済の成長リスク強まる=IMF
再送:9日午前零時10分に送信した記事で、本文3段落目の表現を「2008年3月までに推定した」に変えて再送します。
[ワシントン 8日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は8日、クレジット市場の混乱が一段と拡大し、銀行が追加損失を計上する可能性があるとして、世界経済の成長リスクが強まったとの見方を示した。
IMFは半期に1度の世界金融安定報告で「金融市場は依然としてかなりの緊張下にある。一段と懸念されるマクロ経済環境や金融機関のぜい弱な資本状況、広範なレバレッジの縮小により悪化している」と述べた。
銀行の評価損や損失は9450億ドルに達する可能性があると、2008年3月までに推定した。
世界的な金融安定への脅威が増し、資金調達や貿易を通じて新興国市場にも波及する可能性が高まったとの認識を示した。
米経済に集中するマクロ経済の下振れリスクは、大手金融機関に深刻な影響を及ぼし、世界市場に広がるおそれがあると指摘。
「われわれの分析によると、民間セクターの信用供給や市場を通じた借入の縮小で、今後数四半期にわたって米国の生産の伸びは大きく減速する可能性がある」と述べた。
また欧州の一部では、住宅市場減速の兆しが明白になっていると警告。IMFの予想通り欧州の経済成長が減速すれば、銀行の担保権実行や評価損が増加するとの見通しを示した。
英国での担保権実行が2倍近くになるとの見方が、一部アナリストの間で出ていると指摘した。
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