東南アジア株式=ジャカルタとクアラルンプール以外は下落
[シンガポール 10日 ロイター] 10日の東南アジア株式市場では、ジャカルタ市場とクアラルンプール市場が上昇して引けた。パーム油相場高がインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)などプランテーション株を押し上げた。一方他の市場は世界経済見通しへの懸念から下落した。
クアラルンプール市場.KLSEは3日続伸で、1.67%高で引けた。ジャカルタ市場.JKSEはプランテーション株と銀行株主導で2.56%高。
その一方でベトナムのホーチミン市場.VNIは約2週間ぶりに下落し、1.14%安。大手銀2行が、利益の伸びが大幅に鈍化するとの見通しを示したことが嫌気された。
シンガポール市場.FTSTIは0.81%安。ケッペル・コーポレーション(KPLM.SI: 株価, 企業情報, レポート)など石油リグ建造銘柄が契約キャンセルのニュースに打撃を受けた。
中国海運最大手コスコのシンガポール子会社、コスコ・コープ・シンガポール(COSC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は15.2%急落。総額2億0200万ドルの石油リグ建設契約がキャンセルされたとのニュースで売られた。
同株の下落は同業のケッペル・コーポレーションにも響き、1.9%安。
マニラ市場.PSIは0.23%安、バンコク市場.SETIは0.63%安。
パーム油先物相場の上昇を背景にプランテーション株が上伸。インドネシア最大の上場プランテーション企業であるアストラ・アグロ・レスタリAALI.JKは7.8%高で、親会社の自動車大手アストラ・インターナショナルASII.JKは7.1%高。
マレーシアのプランテーション企業でもIOIが7.3%上げたほか、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が2.9%高、クアラルンプール・ケポン(KLKK.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.5%高。
ホーチミン市場は続伸が11営業日でストップした。ペトロベトナム・トランスポーテーションPVT.HMとタン・タオ・インベストメント・インダストリアルITA.HMがともに値幅制限いっぱいの2%下落した。
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