インドネシア・ベトナム・スリランカ、インフレで格付けにリスク=S&P

2008年 05月 5日 23:59 JST
 
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 [マドリード 5日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、インドネシア、スリランカ、ベトナムについて、政府がインフレと歳出を抑制できなければ信用格付けに悪影響を及ぼす可能性があるとの見解を明らかにした。

 インドネシアでは、燃料補助金の拡大を迫られるなど原油価格の上昇が経済の足かせとなり、マクロ経済の安定と「BBマイナス」格付けを脅かしているの見方を示した。

 スリランカについては、現在年間20%超の根強いインフレを指摘し、物価安定の回復に向け一段と強い措置が必要とした。財政再建に進展がないことは、政府が成長支援を優先し高水準の歳出を続けていることを示していると指摘。一段の財政悪化の兆しが表れれば「Bプラス」格付けの引き下げを招くと警告した。

 また、現在「BB」で安定的となっているベトナムの格付け見通しについて、政府がインフレ高進と景気過熱への十分な対応を取らなければ、変更する可能性があるとした。

 S&Pは「主要食料品の購入が困難になり、社会的緊張と政治的不安定につながる可能性があるため、食品価格の急上昇は、特に1人当たりの所得が低い諸国で最大の懸念になりつつある」との見方を示した。

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