東南アジア株式=クアラルンプールは16カ月ぶり安値、他は上昇

2008年 07月 4日 21:22 JST
 
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 [シンガポール 4日 ロイター] 4日の東南アジア株式市場ではクアラルンプール市場が政治の不透明感に圧迫され、16カ月ぶりの安値で終了した。テナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)やサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)などが下落した。

 他市場は上昇したが、今週1週間を通じては下落した。最高値更新を続ける原油相場を背景に、世界的に企業収益の見通しに対する懸念が高まっている。

 バンコク市場.SETIは0.12%高、マニラ市場.PSIは1.26%高で終了。両市場とも今週は約4%の下落だった。4日のジャカルタ市場.JKSEは1.23%高で、今週は0.7%安だった。

 シンガポール市場.FTSTIは4日が0.42%高。今週は2.3%下落した。上昇が目立ったのはパーム油製造のファースト・リソーシズ(FRLD.SI: 株価, 企業情報, レポート)で、6.7%高。同社は生産増強や土地購入を目的とした5億ドルの投資計画を発表した。

 クアラルンプール市場.KLSEは1.70%安で終了。同市場は今週4.7%安で、年初からは21%安。同市場は既にインフレや成長に対する懸念で悪化していたが、対立を深めるマレーシア政局によって不透明感が一段と強まった。

 あるクアラルンプールのディーラーは「だれも価値を口にしない。センチメントが動かす市場について話している」と述べた。

 プランテーション株のサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)(2.2%安)とインダストリアル・オキシジェン(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)(IOI、2.1%安)が下落を主導。国営電力会社テナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.5%安。

 ベトナムのホーチミン市場.VNIは2.24%高。過去10営業日で12%上昇した。証券会社エコノミストは「これまで株価を主導した主要上場企業の第2・四半期決算について、楽観的だ」とコメントした。

 

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