欧州市場サマリー(21日)
1325GMT 20日
ユーロ/ドルEUR= 1.4838 1.4742
ドル/円JPY= 108.34 109.79
ユーロ/円EURJPY= 160.77 161.89
21日終値 前営業日終値
株 FT100 5370.2 (‐ 1.6) 5371.8
クセトラDAX 6236.96(‐80.84) 6317.80
金 現物午後値決め 833.50 815.50
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 95.025 (+0.000) 4.293(4.277)
独連邦債2年物 4.092(4.000)
独連邦債10年物(9月限) 114.17 (‐0.37) 4.175(4.131)
独連邦債30年物 4.626(4.581)
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<為替> ドルが主要通貨に対し全般的に下落。米金融セクターに対する根強い懸念が
ドルを圧迫している。また、高リスク取引を巻き戻す動きが高まり、円は急上昇している。
<株式> ロンドン株式市場はほぼ変わらず。金融株が軟調となるなか、商品(コモデ
ィティ)価格の上昇で資源株が買われた。
FT100種総合株価指数.FTSEは資源株のウエートが高い。
金価格XAU=が1週間ぶり高値をつけ、原油価格は5ドル強値上がりし120ドルを超
えた。Williams de Broeの調査部長、ジム・ウッド・スミス氏は「石油株は過去数日間、
軟調だったが、原油動向に区切りがついたとする投資家は早計とおもわれる」と述べた。
エネルギー株ではタロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)が7.8%高。来週発表する上半期決算が好
調との期待から買われた。ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%高。
鉱山株ではカザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン
(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)が上昇。上半期の1株利益が160%増加したユーラシアン・ナチュラル・
リソーシズ(ENRC)(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.4%値上がりした。
一方、クレジット懸念の再燃で金融株はさえず。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バ
ンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、HBOSHBOS.L、
ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(スタンチャート)(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)が軒
並み下落した。
小売株では、マークス&スペンサー(MKS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ネクストNXT.L>、セインズベリー
(SBRY.L: 株価, 企業情報, レポート)などが値下がりした。
欧州株式市場は反落。主要指標は8月4日以来の安値で引けた。金融セクターをめぐる
根強い不安や、原油上昇を受けたインフレ懸念の高まりが圧迫要因となった。
FTSEユーロファースト300種指数は10.59ポイント(0.91%)
安の1154.72。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは46.36ポイント(1.41%)安
の3248.92。
英銀行大手HSBCホールディングス(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.7%安。その他の金融株ではスペ
インのサンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、フランスのBNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・
オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、オランダのING(ING.AS: 株価, 企業情報, レポート)が軒並み2%超
下落した。
LBBWのストラテジスト、デビッド・ピーパー氏は「金融危機が引き続き焦点となっ
ている。依然として不透明感がある。これが晴れるまで市場の全般的な回復は望めない」
との見方を示した。
米大手投資銀行の業績予想引き下げや追加評価損計上の見通しが、金融株をめぐる不安
につながった。
21日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙によると、リーマンは、最大約50
%の自社株売却に向け、中国国際信託投資公司(CITIC)と韓国産業銀行(KDB)
と交渉していたが、両社ともリーマンが提示した価格が高過ぎるとし、交渉は打ち切りと
なった。
トレーダーはこの報道が市場心理を一段と冷え込ませたと指摘した。
金属価格の上昇を受けて鉱山株が、また、原油高を背景にエネルギー株が買われ、商品
(コモディティ)株の下値を支えた。
石油株ではBP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.2%、英ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)が
1.7%、それぞれ上昇した。
鉱山株ではアングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン
(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)が3―4%高となった。
<ユーロ圏債券> 下落。原油価格の反発でインフレ懸念が再燃したほか、最近の上昇
受けた利益確定の売りが出た。
8月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.5と前月から上昇し
市場予想も上回ったものの、依然50を下回り縮小を示した。ただ、欧州中央銀行(EC
B)が足元金利を据え置くとの見方が裏付けられたことで、買い材料にはならなかった。
原油が上昇する中インフレ懸念を受けた株安は債券相場の上げにはつながらなかった。
トレーダーによると、債券利回りが今週3カ月ぶりの水準に低下したことを受け、売りを
出す機が熟したようにみられた、と指摘した。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限FGBLc1は36ティック安の114.18。
独連邦債2年物EU2YT=RR利回りは8べーシスポイント(bp)上昇し4.08%。同
10年物EU10YT=RR利回りは4.9bp上昇し4.18%。
原油先物が121ドルを超えたことを受け、固定利付債と物価連動債の利回り差で市場
の期待インフレ率を示すブレーク・イーブン・ インフレ率(BEI)は上昇した。
一部のストラテジストは、短期債を中心に独連邦債は高過ぎるようにみえると指摘。短
期債利回りはECBの政策金利を約20bp下回っている。ロイズTSBの金融市場エコ
ノミスト、ケネス・ブロー氏は、2年債の妥当な利回りは4.25%付近との見方を示し
た。
[東京 22日 ロイター]
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