NY外為市場=ドルが対ユーロで上昇、原油下落やユーロ圏経済の失速などで

2008年 08月 16日 07:20 JST
 
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ドル/円   終値   110.49/52

       始値   110.42/48

   前営業日終値   109.80/82

 

ユーロ/ドル 終値   1.4688/89

       始値   1.4730/32

   前営業日終値   1.4798/02

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 [ニューヨーク 15日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場で、ドルが対ユーロ

で6カ月ぶりの水準に上昇。原油の一段安や、ユーロ圏経済が失速を示す一方で米景気減

速が底入れしつつあるとの見方が広がったことが要因となった。

 RBCキャピタル・マーケッツのシニア通貨ストラテジスト、デビッド・ワット氏は「

複数の国の指標や見通しを再評価した結果、米経済は比較的改善して見え、ドルはそれに

反応している」と指摘した。

 8月のニューヨーク州製造業業況指数は予想外のプラスとなった。7月の米鉱工業生産

指数や8月の米ミシガン大消費者信頼感も上昇した。

 一方で、前日に発表されたユーロ圏の第2・四半期域内総生産(GDP)は1995年

の統計開始以来初めて前期比でマイナス成長となった。

 今週はイングランド銀行(英中央銀行)も経済成長に対するリスクは引き続き下向きと

の見方を示した。日本の4─6月期の成長率もマイナス0.6%と、今景気拡大局面が始

まる以前の01年7─9月期以来の大幅なマイナスとなった。

 終盤の取引で、ユーロ/ドルEUR=は0.9%安の1.4681ドル。ロイターデータ

によると、2月以来の安値となる1.4660ドルをつける場面もあった。週間ではドル

は対ユーロで約1.7%上昇した。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは

0.7%高の77.183。一時、7カ月ぶり高水準である77.268をつけた。

 ドル/円JPY=も一時、110.66円と7カ月半ぶり高値をつけた。ドルは対ポンド

でも上昇し、ポンド/ドルGBP=は一時、約1.85ドルと2年ぶり安値をつけた。 

 前出のワット氏は「ドルをめぐる基調的状況はかなり大きく変化した」とし「弱気相場

が終わったという感じがいったん広がれば、かなり急速な動きとなるだろう」と述べた。

 ゴールドマン・サックスは前日、過去10年にわたる対ドルでの弱気スタンスを放棄す

るとの調査リポートを公表。ユーロ/ドルは今後3カ月で1.45ドルに、向こう1年で

は1.40ドルに下落すると予想した。

 商品(コモディティ)価格の下落は、2008年下半期の米経済見通しをめぐる懸念緩

和につながり、ドルを支援した。

 BNPパリバのアナリストは、豪ドル・ポンド・ユーロに対する米ドルの上昇は過剰に

長期化しているとの見方を示し「目先の調整リスクが高まっていることから、米ドルの買

い持ちには警戒を促す」とノートで述べた。

 

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