UPDATE1: 金利据え置きが望ましい=米アトランタ地区連銀総裁
[ワシントン 15日 ロイター] 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は15日、景気見通しが悪化しインフレ圧力が低下していることから、政策金利を据え置くことが望ましいとの認識を示した。
総裁はブルームバーグテレビとのインタビューで、状況が許せば利下げも排除しないとした上で、「合理的な」政策論議はインフレ抑制のための利上げよりも、据え置きを中心とすべきだと述べた。
「成長の下振れリスクとインフレの上振れリスクについて不透明性が非常に高い中で、現在の状況は適度にバランスが取れているとみている」と語った。「下半期は成長は弱まるものの、インフレは低下すると予想している。したがって、政策は据え置きが望ましい」と述べた。
原油など商品価格の下落は短期的にインフレ圧力を一部緩和するとの見方を示し「下半期から2009年にかけてインフレ圧力が幾分緩和されると見込んでいる。原油をはじめとする商品価格の大幅な下落が寄与する」と話した。
一方で、08年下半期から09年にかけてに米経済が「かなり弱まる」ことを懸念していると述べた。かなり長期にわたり潜在成長率を下回る可能性があると指摘し、「弱い経済を引き続き懸念しており、下向きのリスクが若干ある」と語った。
ただ、コアインフレの上昇には一定の懸念を抱いていると述べた。
労働省が14日発表した7月の米消費者物価指数(CPI)はコア指数が前月比0.3%上昇し、前年比では2.5%の伸びとなった。
これについて総裁は「加速しているとは言わないが、『じりじりと上昇している』という状況で懸念材料だ」と述べ、ほかの連邦準備理事会(FRB)関係者も懸念しているとの認識を示した。
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