欧州で景気後退入りの兆候、インフレは望むほど早期に低下しない=ビーニ・スマギECB専務理事
[フランクフルト 3日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のビーニ・スマギ専務理事は3日、欧州が景気後退入りする兆候が見られるが、インフレはECBが望むほど早期には低下しない可能性がある、との見方を示した。
同専務理事は独ベルゼン・ツァイトゥング紙とのインタビューに応じ、その内容がウェブサイトに掲載された。
専務理事は「(景気)低迷でインフレは落ち着く。ただ、それには(ECBが)望む以上の時間がかかる。雇用市場の硬直で、金融政策をめぐる余地は狭まっている」と語った。
「テクニカル的な定義では、景気後退とは2四半期連続でマイナス成長が続くこと。今のところ指標では、第3・四半期が特にプラス成長になることを予想させる根拠が見られない。第2・四半期はマイナス成長だった」と指摘。
その上で「通常景気低迷期には、単位労働コストが低下しインフレ圧力を後退させる。われわれが現在目の当たりにしている状況は逆で、それは不安材料だ」と述べた。
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