欧州市場サマリー(13日)
1307GMT 10日
ユーロ/ドルEUR= 1.3673 1.3412
ドル/円JPY= 100.33 100.64
ユーロ/円EURJPY= 137.19 134.97
13日終値 前営業日終値
株 FT100 4256.9 (+324.8) 3932.1
クセトラDAX 5062.45(+518.14) 4544.31
金 現物午後値決め 831.50 900.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 96.055 (+0.200) 2.221(2.250)
独連邦債2年物 3.182(3.064)
独連邦債10年物(12月限) 114.20 (‐1.18) 4.110(3.997)
独連邦債30年物 4.514(4.461)
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<為替> ユーロが急伸。欧州各国の銀行支援策を好感し、対ドルで1年半ぶり安値か
ら戻した。
ポンドも対ドルで上昇。英国政府が主要3行に640億ドルの資金注入を実施する可能
性があると明らかにしたことが材料となった。
<株式> ロンドン株式市場は反発。英政府が発表した銀行救済策を受け、過去2番目
の上昇率を記録した。
商品株が買われ、この日の上げを主導した。FT100種総合株価指数.FTSEは
過去最大の上昇率を記録した9月19日以来の大幅な上げとなった。
銀行株の大半が上昇。FTSE350銀行株指数は4%上昇した。
英政府は銀行救済策として、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、HBOSHBOS.Lの主要3行に、合計640億ドルの
資本注入を実施する可能性があることを明らかにした。
ただ政府支援が利益希薄化につながるとの懸念から、RBS、HBOS、ロイズは売
られ、HBOSは27.5%安。ロイズが、すでに合意に達していたHBOS買収をめぐ
り再交渉し、買収価格を引き下げたと発表したことも圧迫材料となった。
ロイズは14.5%安、RBSも8.4%安。
バークレイズ、HSBCHSBC.L、スタンダード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.7─
20%高。
他の金融株では、保険プルーデンシャル(PRU.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダードライフ(SL.L: 株価, 企業情報, レポート)、オール
ド・ミューチュアル(OML.L: 株価, 企業情報, レポート)が10.6─20.5%上昇したほか、ヘッジファンドのマ
ン・グループ(EMG.L: 株価, 企業情報, レポート)が15.2%高、金融市場ブローカーのICAP(IAP.L: 株価, 企業情報, レポート)が12.7
%高となった。
原油先物CLc1の上昇を手掛かりに、エネルギー株ではBP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・
シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)は8.8─16%高。
鉱山株も金属相場の上げに支援され、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、
アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ (XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユーラシアン・ナチュラル・
リソーシズ(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)が9─15.4%高。
欧州株式市場は急反発。指数は10%値上がりし、一日の上昇率は過去最大となった。
クレジット市場の回復や金融機関の救済に向けた政府・中銀の対応を好感した。
FTSEユーロファースト300種指数は86.18ポイント(10.12%)
高の937.41。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは266.45ポイント(11.00%)
高の2688.32。
米国の主要株価指数も軒並み6%強高で推移した。
欧州では、英・独・仏・伊などが相次いで金融救済策を発表。世界の各中銀も流動性改
善に向けた新たな対策を明らかにした。
ゴールドマン・サックスは調査リポートで「最新の動きにより、これまでコマーシャル
ペーパー(CP)や銀行間市場でみられた資金調達圧力がやや緩和される可能性が高まっ
た」と述べた。
金融株が急騰し、CSグループ(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が28%高、INGグループ(ING.AS: 株価, 企業情報, レポート)が27
%高、スイス・リー(RUKN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が21.6%高。メリルリンチはCSの投資判断を従来の
「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に上方修正した。
ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)は一時2ケタの下げとなったものの、その後急速に下
げしぶり2%安で引けた。仕組み商品をめぐるうわさで売りが膨らんだという。
一方、蘭フィリップス(PHG.AS: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%安。第3・四半期のコア利益は大幅減少し予
想も下回った。
<ユーロ圏債券> 下落。欧州各国による金融セクター支援を受け株価が上昇し、債券
市場では質への逃避買いが一部後退した。銀行間取引金利は低下した。
英国・ドイツ・フランス・イタリアなど欧州各国政府はこの日、世界金融危機の影響拡
大に歯止めをかけるため、金融支援策を発表した。
リスク志向が一時的な高まりを見せるなか、欧州株式市場は最大10%上昇した。一方、
2年物金利スワップスプレッドは110ベーシスポイント(bp)と、10日につけた
ユーロ導入以来の高水準130bp近辺から縮小した。
1516GMT時点で独連邦債先物12月限FGBLc1は102テック安の114.36
となった。
独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは一時4.01%に上昇し、その後は10.4b
p上昇の4.080%付近で推移した。
同2年物EU2YT=RRは15bp上昇し3.161%。
2・10年債利回り格差は91bpとなった。前営業日は欧州中央銀行(ECB)が追
加利下げを余儀なくされるとの観測を背景に約97ppと、05年8月以来の水準へ拡大
していた。
ただ、金融救済策を実施するために多額の国債発行が必要になるとの懸念が高まってい
る。バンク・オブ・アメリカは、ドイツの総発行額が約2倍、ネットで10倍増になると
予想している。
欧州インターバンク市場では、3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が低下。
ユーロLIBORは今年最大の低下、ドルLIBORは3月以来の大幅な低下となった。
LIBORとOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)のスプレッドも縮小
した。
ユーロ翌日物無担保金利加重平均(EONIA)は、ECBが年末までに50bpの追
加利下げを実施し、09年初めに再度利下げを行うとの観測を示している。
[東京 14日 ロイター]
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